映画「クラウドアトラス」を見ました。
いやあ、私にとって結構な転機となる作品でしたね。
以前、FF14をプレイしてイナナキアでやろうとしてたことを高品質で見せられたって話をしましたが、このクラウドアトラスのほうが流れとしてはイナナキアに近かったなあと思います。FF14のほうは結構断片的な部分だったので。
で、何が転機になったかといえば、この作品2012年に公開されてるんですよ。
こりゃ、私が知らないだけで同じようなこと考えてすでにやってる人いっぱいあるで・・・って実感してしまったこと。そりゃ当然といえば当然なんでしょうけど、ここまで見せつけられるとなかなか心にくるものがあります。
いってみればクラウドアトラスって、ゼノギアスとほぼ同じなんですよやってることが。そのゼノギアスに感化されて私が考えたのがイナナキアだったんですが、テーマ性でいえばクラウドアトラスのほうが断然近いなと感じました。これをたぶんゲームにしたらそれはイナナキアで漠然と描いていたものなんだろうなあって思ったんです。
ですが、もういい加減やめにしない?って気持ちになりました。
こんなにも昔から、このテーマを描いたものが世にあるのなら、何を今更やろうとしているのだと思ってしまったわけです。クラウドアトラスは知名度がそこまでないからあれですけど、すでにあるわけですからね。
となると、これはもうやる意味がない。
と思ったり、でもそんなこと言い始めたら他の作品だって同じこと言えるんじゃないかと思ったり、世の中の作品は全部で10数種類に分類されるって言われてるわけだし、そこでオリジナリティを出してこその創作だろうって考えもわかり・・・とにかくいろんな考えが巡って、いい刺激になりました。
こりゃあ・・・1から考え直すいい機会になったなあってことで転機になったというわけです。