最近はメディアにも取り上げられるようになったeスポーツをご存知でしょうか。eスポーツって言い方が気持ち悪いですけど、ようするに「競技性のあるゲーム」って話です。LOLとかスト5とかそういうのですね。
先日、ウメさんがお偉いさんたちを招いて座談会を開いたので見た人もいるかもしれません。
座談会でも話されてますけど、スポーツって文字を冠して、ゲームに悪い印象をもつ親御さんたちにも理解してもらおうと必死感がすごいです。別に楽しめる人たちが楽しめる場所でワイワイしてればそれで良い気もするんですけどね。ちょっと流行りだすと背広着た大人たちがどこからともなく湧いてくるわけで・・・。
そこで現れたのが日本eスポーツ連合「JESU」という胡散臭さMAXの団体です。突然見たこともないおっさんたちが現れて、わしらが認めた人にプロライセンス発行するよって言い始めたんでそりゃもう動画勢から総攻撃ですよ。
その連中に対して反対派閥が登場し、その先頭に立つのが木曽崇という人物。こちらも負けず劣らず相当に胡散臭い経歴の持ち主。もうね、突如あわれた嘘くさい連中が、なんかしらんけど俺たちのスト5をめぐって喧嘩はじめたんですけど・・・って状態です。散々つまらんつまらん言われてたスト5、まるで人気者じゃん・・・っていう皮肉はさておいて、これらの動向がなかなか面白くて。
「JESUとかいう嘘くさい金儲け集団でてきたぞ!みんな叩け!」
「木曽崇っていう詳しそうな人が記事書いてるぞ!どうやらJESUは真っ黒らしい!叩け!」
「木曽崇って経歴みたらこっちもやべえやつじゃねえか!こんなの信じる奴おる?」
このあたりで派閥がわかれる
そして座談会を経て・・・
「JESUええ奴やん、木曽崇がやはり悪」
「格ゲー業界発展するならJESU別にいいんじゃないの?」
とまあ私が見てきた範囲での動画勢の傾向を書くとこんな感じでした。
これを見て思い出したのが、例によってガッチャマンクラウズなんですけど。
もうね、その場の空気によって、すごいんですよ意見の移動が。
0といった!あっちに動け!わーーー!!
100といった!こっちに動け!わーーー!!
こんなのです。まじで。
本当にこの世を動かしてるのは、空気なんだなって思いますよね。
ほんと怖い。怖いけどこれが現実。
ちゃんと自分で調べて自分の考えをもって行動したいものなんですけど、そうしないんですよね。私もそうですし。今のところの私の意見としては、なんで最初に動画勢に対して発表をしなかったの?っていう質問に対して、JESU側が「そこは本当に申し訳なく思ってる、ごめんなさい」って謝罪してるんですけど、ここの違和感がぬけない状態です。
こっちは別に謝罪がほしいわけじゃなくて、なんで?っていう部分への回答がほしいんですよね。IPホルダー(カプコンとか)とかお偉いさんたちとのやり取りが大変で忘れてましたとか、そういうのでもいいから欲しい。ついでいうといつぐらいから動き始めたのかも話して欲しいし、そもそもプロライセンス発行して高額賞金だせるようにしようぜって誰が言い始めたのか、いつ言い始めたのか、そこでビジネスにつながると思ったから賛同したとか、そういう生の意見が聞きたかったです。そこらへんがまだ不明瞭なので、JESUの嘘くささも消え切らない感じです。
今後、eスポーツはどうなっていくんでしょうかね。
願わくば、オリンピックの舞台で戦うウメさんの一試合ごとに歓声を上げる未来を期待したいものです。