どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

虚数

イナナキアについて考えてて、気がつけば友人の蝉にLINEをとばしてた。

私「無から有って生まれると思う?」

蝉「哲学すぎて草」

以前LINEで話したのが6月なのに、数ヶ月後

唐突にこんなことを聞いても答えてくれるあたりさすがは蝉。我が友。

蝉いわく、質量保存の法則があるから科学的にはありえないが

数学的には「ゼロがある=1」の集合論が基礎なのでありえるらしい。

ほほう。

因果律の法則が原子外の世界に通用し

原子内の世界には通用しないという話は前にも書いたとおり。

私は宇宙の始まりは別にビッグバンだろうがなんでもいいんだけど

それより前のことが知りたい、もとい答えをつくりたいのだ。

それがイナナキアのコンセプトのひとつだから。

(この話をネット上でするのは初めてな気がする)

量子論に則っていえば原因なんかなくても有があっていいわけだ。

それを蝉に言うと、無限を肯定するならプラスを重ねた結果が無限なので

逆にマイナスを繰り返すと・・・?となるとゼロしかない。

だとすれば始まりはなんだと。あくまで数学的な話だ。

で、私の意見は「次元が違ったなら」どうかと提案。

プラスもマイナスも適応されない高次元のものだったら?と。

それを聞いて蝉が面白い答えを教えてくれた。

それがタイトルにもなってる虚数

虚数がはじまりってのは面白いかもと蝉は言ってくれた。

かっこいいやん、虚数。なんかしらんけども。

虚数について、蝉ちゃんの超絶わかりやすい説明を引用するとこうだ。

ルート4は2かけ2だから2。

ルート9は3でルート25は5。ルート1は1。

同じものをかけないといけない。

じゃあルートマイナス1はなんや?となって

どんな数字を入れてもダメだったのでルートマイナス1を虚数にしようとなった。

それが虚数ググると出てくる『負数の平方根』の意味だという。

虚数はこの世に存在しない数。

この虚数がもしかするとイナナキアに新風を

巻き起こしてくれるんじゃないかと期待してあれこれ調べている最中。

調べてみると、複素数やら四元数やら場の量子論やらわらわらと

良い感じのワードが飛び出てきた。

楽しいけどさっぱりわかんねえ。

わかんねえけど楽しい。

私は何もゼノギアスのような複雑怪奇な物語を書きたいわけではない。

それを作ったとして多くの人に理解されなければもったいないからだ。

私のようなチンパンでもわかるような方法で

それでいて深く考えるべき事象について問いたい。

わかりやすく、伝わりやすく、深く突き刺さるような

そんなお話を考えたいなあ。