どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

ストリートファイター暗殺拳

 

画像:戦闘モーション各種

 

天気:晴れ

 

椿に必要だと思われているモーション全22種が完成した。

あとは各種イベントで必要になった専用グラをいくつか

追加していくだけで、純粋にアニメーションさせるのは終わり。

これでようやく雑魚敵のモーション作業に取り掛かれる。

 

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久々にTSUTAYAに行ったら以前Twitterなんかで話題になってた

実写版ストリートファイターの映画『ストリートファイター暗殺拳

がレンタル開始になってたのでネタとして借りて友人と見てみた。

 

実写版は得てしてハズレしかない世の中。

それはストリートファイターも例外ではなく

ベガのサイコパワーが超伝導電磁波なんて意味不明なものだったり

主人公がガイルになってリュウとケンがこそ泥になってたりと

ひどい有様の過去があったので、笑う気満々で借りたのだが

これがまさかまさかの良作で驚いた。

 

以下感想。

 

一言でいうならストリートファイター愛にあふれた作品。

本当にストリートファイターが好きな人が作ったんだろうなと。

描いてる時代がすでにコアで、公式でもあやふやな部分が多い

豪鬼剛拳、その師匠である轟鉄の話がメインだった。

 

轟鉄の生い立ちとか戦争があった時代とか

それ故に暗殺拳が生まれたとか、なぜか英語と日本語が

入り混じって話してるのもそういった時代背景があったからで

師匠が英語をリュウとケンに教えてたっていう設定まであって

公式でもここまでの細かい矛盾ない設定考えてないだろうと

思うことばかりで感心してしまった。

 

ケンがリュウに鉢巻をしてあげるシーンは変更されてたんだけど

その変更がまた改悪ではなく、むしろすごいかっこ良くなってた。

どんだけよくできた映画なんだと。

 

ケンのキャラもとてもよく描けててこれぞケンという感じだったし

ものすごく師匠とリュウ思いなキャラとして好感が持てた。

殺意の波動についてもありえないほど設定が練られてたし

意味不明に目覚めるわけではなかったし、そんな破壊的な力でも

涙ぐましい鍛錬を積んでる描写がずっと描かれてるのもよかった。

 

スト4の要素もいくつかあって、剛拳の動きとか構え、技も

スト4を知っているとニヤリとするものが多々見られたし

リュウとケンの技もいちいち原作に忠実、かつ実写だったら

こうだろうなあって思えるいい改良点ばかりだった。

鎖骨割りは上段であてて二段目で崩してたり

稲妻かかと割で相手を地面にたたきつけてたりと

技が出てるだけで俺と友人は大興奮である。

 

ともあれストリートファイターが好きな人は

ぜひ見てみることをオススメする。

 

かつてここまでよく練られたゲームの実写映画を見たことがない。

続編とかもあればみたいなあ。