どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

WEB即売会は成り立つのか

WEBオンリーに参加するために「WEB頒布のシステム」を調べてたんですが、予想以上に面倒くさすぎて、すでに萎えつつあるナナブルクです。

まず、金がかかりすぎる。

誰だ!交通費と宿泊費がかからないから、オンライン販売はボロ儲けや!って言ったやつ!!(誰も言ってません)

冷静に考えればそうなんですけど、DL販売じゃないんだから、実際の商品を送る手間がかかるんですよ。この手間と手数料が凄まじいんです。おまけに匿名配送が前提みたいなもんだから、ピクスペを利用する場合、一度群馬県にある倉庫を仲介しないといけない。

サークル主 > 群馬県 > 購入者

こういう図式です。

まず「サークル主から群馬県」の段階で、購入者IDを割り振る作業や梱包、集荷手続きといった群馬県へ送る手間がかかります。

そして金額の問題。

システムの利用料で350円、送料は一番安いレターパックで180円、仲介のマージンが頒布価格の10%です。500円の本なら50円。

はい、おわかりでしょうか。

すでに580円かかってます。仮に500円の本を売るたび、-80円の赤字です。

ついでにいうと、送付するために梱包するOPP袋や手間の工数を含めるともっと増えます。購入者は銀行振込だった場合、振込手数料もかかります(まとめて送れば、送料の部分は浮くのかな?)

・・・とまあ、やべえ金かかるなって印象だったんですけど、これってあくまでこちらが全部負担した場合です。さらに私の場合、これまで交通費と宿泊費で 50000円は消し飛んでたんです。それらを考慮すれば、まだまだ検討の余地はあるのかもしれません。

そして昨日、嫁に相談して気づいたんですが、購入者もそれは同じことだなって。つまり、購入者たちも交通費をかけて現地へやってきてるわけで、それがたかだか350円程度の負担で住むなら激安なのではっていう話です。言われてみれば確かに?

ちなみにざっくり計算してみたところ、100部刷って700円で頒布した場合、ギリ赤字っていう感じでした。

ほんまか・・・?

なんか間違ってないか?

ちょっとWEB即売会での経験値がなさすぎてまるでわかりませんね・・・色んな記事読んだものの、これ!っていう記事がないのはなぜなんでしょ・・・。