どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

クトゥルフ神話TRPG「誕生日おめでとう」

可愛い女の子を作って遊んでても、会話してるのは30代男性といいますか

早くもクトゥルフ神話TRPG第二弾が開催されました。前回の反省を活かして、早めの19時開始です(私が晩飯の用意しててちょっと遅れましたが)。第一回は閉鎖型といいますか、6つの部屋を進んでいくタイプでしたが、今回は街をわりと自由に探索するタイプでした。

ずっと「ぐらちTRPG」しかやってなかった身としては、この遊ぶたびにキャラを作るっていうのがなんとも新鮮でしたが、私は「冴島真澄」というキャラを新たに作りました。例によってグラフィックはツクール素材で適当に引っ張ってきました。オカルト記事特化のジャーナリストです。

どうしてもロールしてるとただの私になっていかんですね。ぐらちTRPGのときもそうでしたが、基本女の子作ろうが、シリアスなシーン以外はただの私になっちゃうといいますか。DQXで可愛い女の子を作って遊んでても、会話してるのは30代男性といいますか、それと似てる感じがします。

制作者側がこいつがヒロインですと差し出されれば、ハイわかりましたと受け入れて遊ぶ

話してて気づいたんですが、私ってゲームするときっていつも一歩引いたところから見てるようでして。映画を見てる感覚いいますか、あくまで制作者の作ったレールをなぞろうとするんです。だから俗にうヒロイン論争なんかで揉めたことがないんですよね。制作者側がこいつがヒロインですと差し出されれば、ハイわかりましたと受け入れて遊ぶ。たとえ見た目や性格が他のキャラのほうが好きだったとしても、主人公の次に描かれてるのが別のキャラだったら、そいつがヒロインなんですねって無意識に受け入れて遊んでるんです。これがわりと最近知った自分の知らない一面でした。

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今回はなぜか鍵開けバトルが繰り広げられる不思議探索になっちゃいましたが、結果として私のリアル推理が冴え渡り、早々に事件の真相を当ててたんですが、これも自分だったらこういう話にするかなーって考えてしまうからなのかもしれません。メタ読みというよりは、自分なら・・・と考えてしまう。迎えたのはベストエンディングではなかったものの、個人的には好きな終わりでした。暇があればシナリオとか素材とか作って売ってみるのも悪くないですね。暇がないんですけど。

例によってシナリオが終わってから1時間くらい感想戦してたんですが、そこでPLとしてロールするのか、PCとしてロールするのか、そしてその意識の違いひとつで、大変なことが起きるってことを話をしまして。事前にどういった感覚で自分が遊んでいるのかを伝えておくのは大事だねって話してました。

第三弾はそういった意味で、PLとしてのロールを禁止して、PCとしてのロール、いわゆる会話だけで事を進めてみる練習セッションを設けようかなって言ってるところです。私自身そうなんですが、自分でも気づいていない無意識下の感情って、ほんと厄介ですよね。