作業するのに横でアニメ垂れ流そうと、まるで見る気がなかった「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」もといデスマ太郎を見てました。
おもしろい。
なんだろう、予想外すぎる。
スマホ太郎がすべての元凶な気がするけど、リゼロのときのような独特な感じがする。「あ~、またこんなのね」ってならないというか。ハードルが最底辺だったというのもあるだろうけど、それはリゼロも同じだし本当に楽しいんだと思う。話の運び方も作りも、TRPGのそれに似ていてなんだか懐かしい気分になりました。
物語の端々にでてくる細かい設定から、世界観の細かさっぽいものも伝わってきて、こういうの見ると中世ヨーロッパ感バリバリの作品を作りたくなってきますね。こういう他から影響を受けて「こんなの作りたい!!」ってなるときが未だに一番楽しいというか。枯れたと思ってたけど、まだまだ創作意欲って残ってるんだなあって思わせてくれる。ありがとうデスマ太郎。そう呼称することは失礼なんだけど、ほら、言いやすいからさ。
作りたい!!ってなるときはいいんだけど、いざ構想に取り掛かろうものなら、あれも作らなきゃ、これも作らなきゃってなって嫌気がさしてくるんだけどね。だから作りたい!!ってなった瞬間がピーク。その瞬間、ありもしないものすごい壮大な世界と僕の考えた最高のRPGが脳内を駆け巡るんですよ。ありもしないんだけどね。クソゲーのオープニングムービーだけは神ゲーに見える感覚にとても良く似ています。
そういう意味でもTRPGのような素材をそこまで用意しなくてもいいプラットフォームはまだとっつきやすいのかもしれないけど、PLもGMも経験してTRPGの大変さを知ってしまったので、こちらもなかなかに腰が重い。もやっさんの用意してくれたものがいかに極上なものであったか、そしてその正しい味わい方を知らないまま過ごしてしまったんだなあって、今になって気づくんですよね。