どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

終わりそうまじで

ああ・・・忍屋が終わりそう。

何度も言うようだけど、ひとまずの私の担当分がだけど。

プログラマさんが隱密やら戦闘処理を作ってくれたら

またそれらを乗っける作業が始まりますけど。

なんか長めに予定組んでたんだけど、ぽぽぽぽーんって進んで

4月くらいに終わる予定だったのに、2ヶ月くらい前倒しですよ。

すごい変な気分。

あぁ、終わる、終わってしまう・・・っていうそんな変な状態。

作品完成間際って、これまで何度も味わってきたけど

こんな妙な感覚になった覚えはないような気がする。

とはいえ、最後にゲームを完成させたのって2006年だから

もはや記憶が無いのだけれど。

制作期間が長いからこんな妙な状態になっているのか

単純に久々だから起きてる発作みたいなものなのかは定かではない。

よく過程をすっ飛ばして、先にEDから作ってやろうかと思うこともあったけど

今のこの気分って、心地いいというか貴重すぎて

人生でそう何度も味わえなさそう感がすごい。

となると、やっぱり名実ともにEDに向かいながら

味わうことこそ最高の贅沢に思えるので、今後も順当に作ったほうが良さそうね。

妙な気分話はこの辺にして。

今はクライマックスを絶賛作っております。

ゼノギアスで言えば波動存在と一緒に全裸になってるところらへん。

必要素材の数もあと3種とかそこらへん。

このあたりはもう組み込んでみて、過不足分が出てくるので明確ではない。

ラストは悩んだ結果、一枚絵を用意することにしました。

最初は終始ホコグラのモーションだけで済ませようかとも思ってたんだけど

思いの外ラフがうまく描けてしまったので採用することに。

すごいね、ゲーム本編通して、一枚絵が合計で3枚しかない。

おまけに内一枚は温泉のお色気イラストだし。

スチルコンプシステムがあったとしたらびっくりの少なさ。ないけども。

そんな少ないなら、もういっそ無くていいんじゃね?って思えるけど

描いちゃったものは仕方ない。

いいんですよ、PS時代のムービーよろしく

事あるごとに一枚絵を出さないといけないような強制感もいやだし

そんな元気もないし、最初のイベントだけであと全然一枚絵ねえじゃねえか!

って思われても別にいいと思ってたレベルなので、気にしないでください。

それと、あれだけやるとか言ってた厠イベントは元気がなくなったのでないです。

最近よくプロの現場でも耳にする、開発中止というやつです。さらば厠。

正確には厠に繋がるサイドストーリーがうまく思いつかなかったってだけです。

結果、ここには無駄に調べまくった江戸時代の厠に関する資料だけが残りましたとさ。

それもこれもいい思い出として、綺麗さっぱり水に流したいね。厠だけに。