人生80年くらいだとして、それって長いだろうか短いだろうか。
あまりに短いなあって思ったあとで嫁さんに
あと50年もあるのよって言われて長っ!って思いました。
ただね、当たり前のことなんだけど、80までいったときに
『はい、今回の人生はここまでです。
次はもうちょっとうまくやれればいいですね。』
って具合に、つい、また人生がリスタートできるような感覚で
生きてしまっているんじゃないかって思うことがあるんです。
よく『たった一度の人生』っていう割に、あまり真剣に生きれてないというか。
それにともなって、一番活動的であろう20~50歳くらいの時期に
今あなたそれやっててよかったの?それそんなに大事?
って思うことが多いのです。
具体的に言えば、今作ってるゲーム。
10年かかってますけど?この年齢の10年の価値たるや凄まじいだろう。
でも、他になにか無かったの?って思ってしまう。
思ってしまうんだけど、もし他の選択肢があって
それを実行できるのであればやってるだろうし
やってないってことは現状が今の自分にできる最善だったと思うしかない。
実質、無駄ではなかったと断言できるからまだ救いはある。
あるんだけど、それでもなぜか、この短い人生のなかで
それって本当に大事だったの?と自問してしまう自分が常につきまとう。
いくつかセーブデータが分けられたらいいんだけど
それはそれで、しんどそうだし。
リトライポイントとか、早送りとかあるならまだしも
ほんとこの人生ってゲームは、とんでもなくバランスの悪いゲームだから
生きるのが難しいのは、当然なんだろうけどね。