どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

モブの時間

新素材がないからといって何もないのも寂しいので

今朝作ってて会社に遅刻しそうになったスクショを一枚。

この通り、なんの面白みもない一枚になってしまう。

物語が進む度に各地のモブの台詞変えてると

その作業たるや面倒極まりない。

ここでもまたひとつ、今までやってこなかったノウハウを学んだ。

従来の作り方は、その場で適当にイベントを開き

メッセージにノリで台詞を打ち込んでいたのだけど

それでは到底洗練された台詞など書けるわけがない。

だから16文字×2行といいう文字制限を設けてるわけだけど

それを主だった時期の台詞だけを考えていたものだから

少しの期間・・・例えばAとBの間はそれらの台詞じゃおかしいから

変更しようよ、ってなった時用の台詞を考えてはいなかった。

たったそれだけで制作の進行が止まってしまう。

今回学んだノウハウとはこれだ。

ちゃんと台詞シートを、時系列に応じて用意し

各キャラがどこでどう台詞が変わっていくのか。

そういったものを用意しないといけないんだなと。

至極当たり前のことを言っているようだが

その当たり前をできていなかったのだから仕方ない。

さらに言えば、モブの難しいところは

PLがモブに話しかけるか否かは作者にはわからないところだ。

例えば、A期間に話しかけなかった場合

BではAありきの台詞を使えなくなる。

仮にBの時期に話しかけると、Aの台詞から始まり

そのままBの会話になる・・・といったことも考えられるが

それではあまりにイベントが長すぎるので現実的ではない。

だからこそ、モブには愛嬌をもたせつつも

モブと主人公の関わりはあまり持たせるべきではないのだ。

あくまで、モブはモブとしての時間を生きている、といった感じ。

むずかしいねえ。

でもこうした考え一つひとつが

次回作に繋がるんだと信じて、頑張ってます。