どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

運命の日

睡魔と闘いながら無事朝起きて、支度済ませてお迎えに。

タクシーひろって広島駅へ行くところまでは良かったけど

新幹線は20分おくれるわ、その先の予定もずれるわで

初っ端から不穏な空気が立ち込めていた。

しかし、喜ぶべきばのかわからないけど、ハウステンボス

過疎具合に助けられて13時開始でもかなり見て回れた。

何も知らぬ相手の隣で平然を装いながらハウステンボスを散策。

刻一刻と近づく夜。

光の王国とはよくいったもので、幻想的な世界の中を歩きつつ

いつもなら写真も撮りまくってただろうけど

この日ばかりはそんな余裕はなく、ただ遠くに見える観覧車を横目に

終始落ち着かないでいた。

晩飯も食べて、船で光の運河もわたって、きたる白い観覧車。

バレンタインデーということもあって、乗る人達はもれなく

写真撮影してから乗り込むという謎仕様になっていた。

どうやらここで撮った写真を、ゴンドラから降りた後で

欲しい人は1000円で買ってねという策略らしい。

そんなものを買うかどうかはこの先で決まるので、今は判断しかねるが

俺の頭はこれからの11分(観覧車の所要時間)の使い方でいっぱいだった。

やはりというかなんというか本番はシミュレーション通りには

いかないもんなんだけど、それでも必至に頑張って何とか任務を完了した。

俺のハウステンボス観光はこの瞬間から始まった気がする。

もう夜の22時過ぎだったけど。

これでこの旅行の目的は達成した、もう安心!と思ってたら

そんなことはなくて、翌日、裏ボスが現れることを

この時の俺はまだ知らない。

そしてそして、翌日の夜に真のラスボスと対峙することも

当然知る由はなかった・・・。