どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

2Dアクションの操作性

画像:椿ホコグラ

天気:晴れ

この日は忍屋にとって記念日となった。

これまで闇雲に足りない素材を作り続けて、漠然と必要であろう

プログラムをお願いして…といった内容の制作が続いていたのだが

シナリオがまとまりシステムも方向性が決まり

素材もある程度集まってきたというタイミングで

ようやくいろんなものを統合しようという運びとなったのだ。

作ったはいいが現状では使わないモーションであったり

操作の都合上削除することになったモーションなど

いろいろ変更点を見なおしてまとめた結果、椿は上の画像だけとなった。

とはいえこれは移動関連だけなので、これからバトル関連と

イベント専用アクションを追加していくことになる感じ。

以下2Dアクションにおける操作性のお話。

ややこしいので気になる方だけどうぞ。

当初は「↓+B」でスライディングを実装予定で、素材も作ったけど

横スクロール2Dアクションにおいて、崖上に登るという行為が

なかなかに厄介で、いつも自然とやってたゲームたちは

ほんと色々苦労してたんだなと思い知らされた。

カービィにしろVPにしろ何かしら妥協してるのかもしれない。

例えば何が面倒かっていうと…

従来というか既存のゲームは得てして

中空にある足場に、下から上へは登れるが降りれなかったり

そもそも頭をぶつけて登れず横からジャンプで乗るしかなかったり

するのがよく見られるパターンなんだけど

忍屋は文字通り忍びのゲームなので、ここは妥協したくなかった。

俺の中での忍者ゲームは天誅なわけで、敵に見つかりそうになったら

即座にサッと隠れられる操作性がほしかった。

で、ちょっと冷静に考えると、隠密において

スライディングっていらなくね?ってことに気付き

スライディングを削除し、その代わり同コマンドを足場にぶら下がる

に変更したわけである。

 (忍屋におけるアクションのイメージ図)

最初は中空の足場から、同じX軸の地面に一気に飛び降りれる

アクションも考えてたし一時は実装してたけど

これは逆に誤爆して奈落とかに落ちかねないのでいらないと判断。

ぶら下がり状態から更に「↓+B」で手を離す動作になるので

中空の足場から地面に折りたい場合は「↓+B」を2回すればいい。

もちろんX軸を移動して横から降りれる場合はそれでいいだけど

やっぱりじりじり進んで隠れるポイントがない場所でも

崖下にぶら下がってやり過ごすって感覚を、2Dでも再現したくて

こういう結果となった。

文字列ばかりでなんのことかわからないだろうけど

きっと直感的になってるはずなので、体験版が出せたら

その時にでもお披露目できればと思う。