どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

サカサマのパテマ

天気:晴れ 以前からずっと見たかった「サカサマのパテマ」を TSUTAYAで借りてみた。 以下感想。 たぶんネタバレなし。 普通に面白かった。 話の流れだけみると、終始王道なんだけど 空に落ちる恐怖とか、そういう新鮮すぎる感覚は この作品でしか味わえないだろう。 あとパテマかわいい。 今回の作品をシナリオとか設定面で見た時に学んだのは 主人公に特別な設定がない条件下で いかにして敵わないであろう相手と戦うのかという点。 作品を見た結果わかったのは 主人公が特別じゃないけど、その作品独自の特殊設定 もしくは仲間側の特殊設定をうまくつかって切り抜ける。 その特殊設定というのは敵側にはないものである必要がある。 というものだった。 パテマでいえば反転した重力を武器にする。 別作品でいえば例えばラピュタなんかもそうだ。 パズーには特殊能力はないが、こちらがわにだけある 飛行石という特殊設定をうまくつかって切り抜けている。 この手の手法は短編でこそ、その効力を発揮するのかもしれない。 長編になればなるほどその切り抜け方には限界がくるだろうし 長編になると敵も強大になる傾向にあるので 強大すぎる相手には、やはり覚醒した力なんかで最後 気持よくなったほうが盛り上がるようにも思う。 今後の参考にしよう。 あとパテマの暮らしてた地下生活の世界観はすっごく好き。 ああいう世界の短編ゲームも作ってみたい。 小汚いけと生活感あふれる薄暗い炭鉱の下町で ひっそり働く一人暮らしの青年の物語とかそんなの。 イナナキアを完成させることは人生で不可能な気がするので こういった短編をつなげて作るのもありな気がする。 重力繋がりで、グラビティデイズもいつかやりたいなあ。