サカサマのパテマ
天気:晴れ
以前からずっと見たかった「サカサマのパテマ」を
TSUTAYAで借りてみた。
以下感想。
たぶんネタバレなし。
普通に面白かった。
話の流れだけみると、終始王道なんだけど
空に落ちる恐怖とか、そういう新鮮すぎる感覚は
この作品でしか味わえないだろう。
あとパテマかわいい。
今回の作品をシナリオとか設定面で見た時に学んだのは
主人公に特別な設定がない条件下で
いかにして敵わないであろう相手と戦うのかという点。
作品を見た結果わかったのは
主人公が特別じゃないけど、その作品独自の特殊設定
もしくは仲間側の特殊設定をうまくつかって切り抜ける。
その特殊設定というのは敵側にはないものである必要がある。
というものだった。
パテマでいえば反転した重力を武器にする。
別作品でいえば例えばラピュタなんかもそうだ。
パズーには特殊能力はないが、こちらがわにだけある
飛行石という特殊設定をうまくつかって切り抜けている。
この手の手法は短編でこそ、その効力を発揮するのかもしれない。
長編になればなるほどその切り抜け方には限界がくるだろうし
長編になると敵も強大になる傾向にあるので
強大すぎる相手には、やはり覚醒した力なんかで最後
気持よくなったほうが盛り上がるようにも思う。
今後の参考にしよう。
あとパテマの暮らしてた地下生活の世界観はすっごく好き。
ああいう世界の短編ゲームも作ってみたい。
小汚いけと生活感あふれる薄暗い炭鉱の下町で
ひっそり働く一人暮らしの青年の物語とかそんなの。
イナナキアを完成させることは人生で不可能な気がするので
こういった短編をつなげて作るのもありな気がする。
重力繋がりで、グラビティデイズもいつかやりたいなあ。