どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

ラウドネスについて



画像:ラウドネスについて考える

天気:雨

今日は音量感についてのおはなし。
みなさんはフリーゲームをプレイしてこう感じたことはないだろうか。

ツクール製のゲームって、音でかくね?!

俺はよくある。
というか基本デフォルトで入ってる音源もやたらでかい。
普段聞いてる音源をインポートしてみても爆音で再生される気がする。
これはいったいなんなのか。

うちのPCがそういう設定にしてるだけ、とかかと思いきや
同じように感じている人はいるようである。

ここで浮かび上がる一つの疑問。

そもそも音量ってなんだ?
みんな当たり前のようにテレビを見て
当たり前のようにPCがで動画や生放送を見る。

テレビのチャンネルを変えた瞬間に音量が変わることや
生放送によって音量がやたら小さい放送があったり
DVDをプレイヤーで再生したら全然音が小さかったり。
おそらく多くの人が、こんな経験をしているはずだ。

その当たり前に流れてる音量に基準ってあるの?
って話しなのだが、調べるとラウドネスっていう基準があるらしい。

音楽業界にいる人なら大半が知ってるらしいこの単語。
一言であらわすなら、ラウドネスLoudness)とは
「人が感じる音の大きさのこと」である。

フリーゲームを作ってる人の大半が、こんなの意識することなく
適当な音量でまとめている気がするのだがどうだろう。
どうせ作るならこの基準に沿いたいねってことで
あれこれ調べてみたけど異常に難しい。

よく耳にするデシベル(dB)という単位があるが
ラウドネスでは「LKFS」という単位を用いるようだ。
これだとわかりにくいので、dBにもFSをつけて
俗にデジタルフルスケール(dBFS)と呼ばれるもので比較してみる。

ちなみに基準値はトータルで見た時の平均値で-24LKFS。

これがよくある単位の換算みたいに
何dBFSは、何LKFSですよーっていう表があれば楽なんだけど
そんなものはググってもまるで出てこず
なんとなく出てきたのは、-3.0くらいの誤差があるといったことくらい。

そんないい加減な値でどうこうできるものじゃないので
どうやって平均的な音量で書き出せばいいのかと悩んだところ
そういえば最近になって使い始めたadobeのAudition CS6で
どうにかできないか、というもの。

調べるに、できるっぽい。

そしてやった結果が上の画像である。
自動であれこれやってくれるので非常に楽。

これで、ラウドネス基準の-24LKFSに調整され、音量も変わった。

が、本当にこれでいいのか?
これ音量として、でかくない?大丈夫?
という懸念がまだ消えないので
今度いろんな人に聞いてみてもらって確かめてみようと思う。

体験版完成まで、あと67日。

てなわけでこの日は睡魔に負けて19時から朝まで寝てました。

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いつもいってるスーパーが全商品5%オフってことで
普段買いづらいガムのいっぱい入ってる奴を買うことに。
車にのっけてるだけなんだけど、乗る人が結構食べてくれるので
こうして新しいのを調達できるというものだ。

なんかね、人の使うものに払うお金ってのは心地いい。
自分のためだといつも引け目を感じるけどね。