どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

6000文字の日記

画像:マナちゃん(ソーサラー

天気:晴れ

ブログがどうも長文になってしまうのは
いつも放送で発散していたものがPCが無いため
全てここに凝縮されてしまうからではないかと。
そういった意味ではいつもブログでは抑え気味に綴って
放送ないしリアル会話で済ませるといった部分が多い。

てなわけで、本日もドグマレポートしていきます。
ただ今回はドグマの話半分、ゲーム制作について半分の予定。

Twitterではリツイートしたので、聞いた人ももしかしたら
いるかもしれないが、今日はラジオがあった。
俺が隔週にやってるなんちゃってにわかラジオではなく
sora×niwa|ソラトニワ」というFMラジオである。

夜の20時からある空想ラジオのコーナーで、本日のゲストが
あの上田文人さんというから聞かない訳にはいかない。

上田文人さんはICOワンダと巨像を作ったゲームクリエイター

会社から帰宅したのが20時前で、こちらとしてはPS3起動させて
スマホでWebラジオを流しつつ、さて今日はもうエヴァーホールに
臨もうかどうしようかといったところだった。

※昨日の記事でエンゼルフォールって言ってたけどそりゃ滝ですね

昨日エヴァーホールで骨どもに返り討ちにあったときがLv9で
現在Lv19なので、もうさすがに楽勝だろうけど
このままメインイベントをしてしまうとラジオに集中できなくなる。
そう思って、もうひとつ残っていたクエストでもやって
ラジオ分(2時間)潰すかと、受注内容を見てみることに。

依頼内容「護衛」
「またかよ!

目的地「眩み砦」
「昨日行ってきたよ!!

依頼主「メルセデス
「お前たしか隊長だろ!!!

てなわけでバーンさんとまったく同じ条件でのクエストだったが
時間つぶしにやってやることに。

昨日行って帰ってきたんだからもう楽勝っしょ!
って思ってたら途中のマンティコア的な何かに5回GAMEOVER
あるいはクエスト失敗に終わり、その都度ロードし直すはめに。

何が原因かってメルセデスさんが付いてこないのである。
バーンさんはしっかり付いてきたのに、なぜか彼女は地図上から消え
俺の知らない場所でマンティコアさんに食い殺されているご様子(護衛する気ゼロ

通常であれば戦って勝てばいいのだが、護衛任務なので
文字通り足手まといとなって満足に戦えず、昨日同様に
強行突破が一番手っ取り早そうだった。

色々悩んだ挙句、ギリギリまで小走りで付いてこさせて
そこからダッシュすることで難を逃れる結果に。

もう二度目の道のりなので、特別感動があるわけでもなく
地図も解放されているし、サクサクと進み無事「眩み砦」へ到着。

「ありがとう、助かったよ」的な一言で終了。
昨日の感覚とまるで違うのが悲しい。
まぁ、こんな辺鄙な場所「もう二度と用なんてない」だろうし
別にいいかな、なんて思いながらえっちらおっちら帰宅することに。

帰り道、砦から南ルートの地図が埋まっていないなーと
時刻はもう夜の帳が下りきって真っ暗ではあったが
もうLv21だし楽勝っしょ!と余裕綽々で進んでいたら
そこにドラゴンが潜んでたのを忘れてて焼き殺された。

だが、少しではあったが善戦していた気がする。
別にライフがまったく減らないわけでもなく、夜でなければ
もしかするとワンチャンあったような気もするが
ここで倒したらいけない気がしたので宿営地で寝てから帰還。

ハーピーの尾羽がやっと3つ揃ったので
意地でもクリムゾングレアを買わずにいた俺は
アイアンロッドをLv3に強化したり、城周辺にある川の畔で
のほほんと日向ぼっこしてるサイクロプスを殺しにかかったりと
色々時間つぶしを重ねていると、そろそろラジオも終盤で
エヴァーホール最下層に降りる前にラジオも終われば
ちょうどいいかなといった感じだった。

エヴァーホールにて最初のスケルトン軍団相手に
マナちゃんのフレイムウォールが炸裂。

もう一網打尽である。

これはいける!と、どんどん奥へをもぐっていき、最下層で
いかにも怪しい青い光を放つ場所があったので華麗にスルーし
周囲の捜索を始めた。

石柱の梁のような場所を、フローティングで移動していたら
あちこちに金銭が転がっている…これでは完全に遺跡荒らしである。

梁の上に誰が10000Gの袋を置いたのかという疑問は野暮なのだろうが
これってメイジのフローティングなかったら相当面倒だろうなと
改めてメイジがヌルゲー仕様だと実感しつつ根こそぎ回収したった。

その後、青い光しらべると、ニョキニョキと気持ち悪い触手が生えてきた。
触手プレイの始まりかと思って身構えてたら、周りに誰もいない!

後ろを振り向くと、仲間が3人とも全力で崖をよじ登っている。
主人放っといてなに勝手に逃げてるんだと思ったら

「戦おうなんて考えずに逃げて下さい!」

と一言。

いやそこは

「私達が惹きつけておくので先に逃げて下さい!」

が普通なんじゃないかと…。
何かポーンにしかない理由があるのかもしれない。
ないかもしれないけど。

そのまま触手に襲われつつ螺旋状の坂を登って脱出。
最下層で竜のなんとかの欠片?を拾ったので、そういえば
息子を生き返らせたいとか言っていたクエストを
請け負うだけ請け負って放置してたことを思い出し
倉庫を確認したらすでに5個もってたので合成することに。

このアイテム、3つ集めると蘇生アイテムになるのだが
この手のレアアイテムはFFのラストエリクサーよろしく
使わないこと確定なのでほいほい使ってあげた。

むくりと生き返りクエストクリア。
「覚者様ぱねえっす」と一言台詞を残し、あとは何もなかった。
人一人、それも息子が生き返ったのにこれだけとはコレいかに……。

その後、城門前にいる兵士(名前7文字くらいあって長くて忘れた)から
竜退治関連の任務を請け負うっていう話になってた。

いくつか内容はあったが一番上から順番にやろうと
まずは古代文字の解読することに。
町の人から情報を集めようと言っている割に
しっかりと地図に誰に話せばいいのかマーキングしてある親切設計。

じゃあ別に兵士のすぐ横にその人いていいじゃんと、しぶしぶ露骨な
尺稼ぎに付き合いつつ街中を駆け巡り、結果はるか北の方にある
ヒルフィギュアの丘という場所に向かうことに。

俺の後ろにはゆきりんのフィギュアが丘をなしているが今回は関係はない。

で、本日のメインイベント。
定番化しつつある操作ミス事件はこのあと起こる。

どうやらフォト機能を使って、とりあえずスクショを保存しておけば
あとからTwitter連動ができるらしいということを知ったので
いいシーンは保存してブログのネタにしないとね…と思っていたのが事の発端。

北の丘へは初めて行くので、また昨日と同じくワクワクした感じで
メイジを極めてソーサラーとなったマナちゃん一行は未曾有の地へと向かっていた。(ちなみにソーサラーの杖選びも見た目重視だった)

見慣れぬ敵や戦略に戸惑いながらも力を合わせて目的地へ到着できた。
もうあたりは夜を通り越して朝日が昇り始めていた。

目的の場所でイベントシーンが入り、朝日をバックに映るマナちゃんが
可愛かったので、あーイベントシーンってそりゃアングルとか映えるよね
これスクショ撮っとこうかなー……ポチッとな。

………。

俺は、ただ可愛いマナちゃんの勇姿をHDDに収めたかった
ただそれだけだったのに……。

と、妙に鮮明に思い出せる既視感を覚えながら
DDの仕様と俺のチンパンプレイはここでも牙を向いた。

まぁ、ムービー中にスタート押すと、そりゃ飛ばされますよね。

ここで提言したいのだが、こういう事件がやはり起こってしまうとも限らないので
ムービー中のスキップは、最近の例でいうとテイルズグレイセス仕様が鉄板かと。

あれはスタートを押したらたしか飛ばしていいかどうかの選択肢がでる。
プレイヤーとしては、たったそれだけの気配りが嬉しいのだが、どうだろうか。

話それだけど、ムービー見れなかったのでどうしようかなーと悩んでたら
問答無用でオートセーブ走って記録されてしまった。

ただちょっと前にセーブしてたし、たしかオートセーブとメニューからのセーブは
違うって話だったしと、冷静にメニューを開き、Save / Quitの項目から
「セーブせずにタイトルに戻る」を選択してロードしたら
なぜかオートセーブされたところから開始になっていた。

(゚д゚)

オートセーブしてる最中にメニューのSave / Quitを選択すると
どうやらメニューセーブした扱いになってしまうのかどうか分からないけど
とりあえずもうイベント見れなくなっちゃったので
また頭を抱えつつ、チェックポイントから開始を恐る恐る選択することに。

このチェックポイントがどこまで戻るのかが分かれば有難いのに
どこまで戻るのか分からないのが怖い。

もしかしたら分かるの?
俺が知らないだけ?

とりあえず俺はロードしてみた。

ロードされた場所が城下町の宿屋だった時点で
あー……っていう感じだったが、どのくらい前かといえば
今から城門前の名前長い兵士に話しかけて
さらに蘇生アイテムで息子を生き返らせる前だった。

( ゚д゚)

(゚д゚)

更に、落ち込む時間も勿体ないので、サクサクこなしてやろうと意気込んでいたら
なんと古代文字解読クエストの途中で、丘に行けばいいと言ってくれる予定の
「最後の重要人物が現れない」という先程はなかった事態が起こって、暫く待ちぼうけ状態に。

噴水とクズ物屋を行ったり来たりしてたら出現してくれた。

次、丘まで同じルートでいくのもしゃくなので別ルートを通ってみると
色々アイテムやお金の収穫があったのでここはプラスに考えておこう。

そんな感じで倍時間はかかったがちゃんとイベント見れました。
マナちゃんかわいい。

そして次の任務。
なんでも「南の砦がゴブリンに制圧されちゃったからなんとかして」
ということらしい。

南の砦?どこかにゃあ・・。
と、何の気なしに地図を開いてみて唖然。

また眩み砦かよっ!!

……次回へ続く。

---

上田文人さんのラジオの話全然できてないのにこの長さ。
ここから先は別の話になるのでご注意ください。

冒頭でも話したクリエイターたちによるクリエイティブ談義のFMラジオ。
本日のゲストは上田文人さんと外山圭一郎さん。

※外山さんは最近でいうとGRAVITY DAZEで知られるゲームクリエイター

DD片手に聴いていたのでおかしいところもあると思うけど
結構驚きと共感が半々といった内容だった。

上田さんといえば、尊敬するゲームクリエイターの一人なのだけど
ICOワンダと巨像のたった2本しかゲームを出していないのにもかかわらず
世界的に指示されるゲームクリエイターとして今も活躍されている。

そのどちらかのゲーム、あるいは最新作の人喰いの大鷲トリコの
トレーラーなどを見たことがある人は分かると思うが
上田さん作品は遺跡表現が沢山でてくるから、よくメキシコとかヨーロッパに
旅行したり調査したりしてるのかとおもいきや!
旅行はまるでしないし、遺跡なんか見に行ったこともないという。

なんとも驚きだが、上田さんいわく、元ネタが知られるのが嫌だったり
実物を見てしまうとそれに影響されすぎて独自性が失われることもあるかも。
といったようなニュアンスのことを言っていたような気がする。

想像だけであれほどのものを作れるならそれでも十分な気がするが…。

またラジオでも言っていたが、ICOの舞台は
海の真ん中にぽつんと遺跡が建っているわけだが
これはそういう表現が目的だったわけではなく、PS2の処理関係で
遺跡の周りに建物を沢山並べられず、海で済ませたといった話。

このことについて、何かしらの制限があると
その制約の中で表現を洗練しようとするから
目的、コンセプトがはっきりしていくという感覚はある。

とかそんな感じのことを、皆さん口をそろえて言われていた。

ここには俺も共感。
というかずっと昔から思っていたことでちょっと嬉しかった。

俺のゲーム制作は中学生のRPGツクール4が最初で
その後も家庭用ツクールをやってきた人間であるが
周りで家庭用ツクールをやっていた人に多かった意見で

「こんなしょぼい素材だけで感動できるゲームとか作れるわけない」

とか

「容量少なすぎて超大作作れねーじゃんw」

とかそんな意見が蔓延していた。
これは家庭用だから顕著に現れていただけで
今のPC版ツクールでも、質問フォーラムなんかで似たようなものを見たことがる。

「自分で素材作れないから誰かがいい素材作ってくれないと良いゲーム作れないじゃん」

といったようなもの。
もう言いたい放題である。

俺が思うに、いい作品を作る人はどんな状況下でもしっかり作れる。
むしろ上田さんたちも言われていたように、その限られた条件下だからこそ
思い浮かぶアイディアも沢山あるわけだ。

ICOの海に浮かぶ孤島+遺跡は止む終えずやったわけではなく
制約のもとに生まれた結果ではあったが、その表現が確かにマッチしていたのだ。

自由度の高いPC版ツクールだとあれもこれもできてしまうから
どんどん羽根を広げて結果何も生まないなんてことも珍しくない。
いっそ、出来ないほうが諦めがついて、その中での答えを見つけて
先々制作が進むなんてよくある話だと思う。

まったく、自分自身に改めて言い聞かせてやりたい内容なわけだが…。

それと、ゲームクリエイターの在り方についても触れていた。
昔ではゲームクリエイターという役職につかないとゲームなんて
なかなか作れなかったものだけど、今は環境が整い過ぎてて
誰でも、プロでもアマチュアでも作れちゃう時代になってる。

素人がプロと同じような環境下で作品を作れたとしたら
その時自分たちはどういう立場でいられるだろうか。とかそんな話。

一応プロという立場にはいるけど、絵上手い人なら素人に腐るほどいるし
モデリング、音楽、いろんな分野で上のひとはいるだろうけど
そんな中で、自分たちにしかできないことがちゃんとあるだろうか、と。

そんないつ素人に抜かれてもおかしくないという焦りはある
という話を聞いて凄い意外だった。
冷静に考えれば確かにそうかもしれないなと思えるけど、こっちからするば
遠い存在のようにしか思えていないので、なんだか親近感がわく気持ちだ。

最後に音楽のもたらす影響について。
これも共感した部類になるのだが、音楽を聞いて
インスピレーションをわかせて作品を作る。
誰でもそんな経験はあるだろう。

ゲーム制作に至っては、作品中に音楽が流れるということもあって
それが顕著に現れる。

ICOにも当然そういう発端となった曲があったということで
そのプレゼンのときに流したという曲がラジオ内で流れていた。

当然俺もそういったものはあるが、それとはちょっと違って
その作品のエンディングとなる曲。
これは一際目立って違う役割を担ってくれている。

俺が音を載せられる作品を作るときは、最初にエンディング曲が決まっていることが多い。
ゲーム制作ともなると、その製作時間は膨大なわけで
その長いスパンのなかモチベを保ち続けるのは容易ではない。
そこでこのエンディング曲を定期的に流して、俺は絶対にスタッフロール画面で
この曲を流してやるんだ!という意志のもと制作をしてきた。

高校生時代に作ったFlash作品の
「木洩れ日を背に」では「The Incarnation of Devil」のピアノアレンジ
百鬼夜行」ではIvy Maze様作の「Moonlight」
PCツクール初の長編
Zetima」ではHiRoAkI様作の「小夏に零れた遠い記憶」
そして今、作成している設定になってる
「忍屋」は、真時さん作曲のオリジナル曲を聴きながら頑張っている。

うん、頑張ってますよ。ちゃんと。

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習慣の記録
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筋トレ×
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