シメジシミュレーションが5巻にて完結しました。
このお話はあまりに難解なんだけど、たぶん理解しようとするというより「ところどころ理解して、残りは自分なりの解釈を見つける」みたいな作品なのかなって気がしました。
ここまでくると、現代における立派な哲学書ですよね。
あとがきがあってくれてよかったなと思える作品です。
ちゃんとタイトルになってる「しめじのシミュレーション」だったことも驚いたんですが、ということは、これを書き始めた当初からこの結末まである程度思い描いてたんだろうなあって。
つくみず先生の世界観も作品も、唯一無二だなあって思います。