どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

モブ台詞の再考

世界観も何もかも違うゲームで、ただ上手いからという理由で真似してもダメってことですね

忍屋のテストプレイをしてると、何も気にせず本編だけをざっと遊ぶ分には楽しいんですが、モブに話しかけたりしてると楽しくないと感じたので、モブのセリフを全部見直そうと思ったナナブルクですこんにちは。

モブのセリフは以前もネタにしたましたが、今回気がついたのは上手いセリフを参考にすりゃいいってもんじゃないってことですかね。現状の忍屋のモブ台詞ってFF10を参考にしてるんですよ。FF10のモブは相当にレベル高くてかなり洗練されているからなんですけど、上手い台詞を真似すれば上手い台詞になってくれる──それがそもそも勘違いだった。

違うんですよ、FF10の台詞はFF10の世界観ありきであの良さを発揮するんです。あのシンに怯える日々や召喚士を敬う風潮、みんながこぞって崇めてくれる感じ、そんな要素があって初めてあれらの台詞に良さが生まれてるわけです。世界観も何もかも違うゲームで、ただ上手いからという理由で真似してもダメってことですね。そんなわけで、もっと根本的な改善が必要だなとあれこれ調べてみたらこんなのを見つけました。

gigazine.net

ジェフリー・ゴールデン氏によると、4つの質問をモブに投げかけて台詞を考えるようです。

  1. NPCは誰なのか?
  2. NPCは主人公とどんな関係なのか?
  3. NPCは何を望んでいるのか?
  4. NPCは何を感じているのか?

そのキャラになりきって考えるっていうのは当然なんですが、たしかにこう文字に起こされると説得力がありますね。詳しくは記事を読んでほしいんですが、特に3番と4番。ここが結構大事な気がする。気がするがこれを世界観に落とし込みながら、自然にいい台詞にするっていうのはかなりレベルが高い。おまけに忍屋の16文字×2行っていう成約の中に収めるのは更に難易度が高い。高いが、やらねばならん。今日もテストプレイ進めてあれこれ直したので、モブ台詞を今一度考えてみようと思います。