どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

一度作れてしまった良作

エヴァについて調べてていろんなインプットが増えた気分です。

やっぱり定期的に作品に触れないとダメだね。あと散歩。

触れてばかりじゃ自分のものになりにくいけど、散歩を挟むことでだいぶ整理できる。

PCの前に座ってたんじゃ物事を整理するのは難しいからね。

 

こうしてみると、イナナキアも生まれる前からずいぶんと大変なものを背負わされてるなあって思います。全部詰め込もうとするからダメなんだよね。でもエヴァについて庵野監督のインタビューを聞いてたら、新作を作ろうと思ってあれこれ考えるんだけど、どうしても行き着くところはエヴァっぽくなっちゃうって言ってて。あーわかるーーって気分でした。昨日の記事では一本のシナリオで勝負しろよって書いてましたが、こういう理由がでてくるのもわかるんですよね。

 

自分の好きなものって似通ったりするし、一度いい世界感を作ってしまうとどうしてもそれベースにしたくなったり・・・そういうのってありますよね。だから自身の過去作にとらわれずに新作へ挑戦し続けるのは、たとえ駄作になったとしてもすごいなとは思うんです。ロボノしかりアクセルワールドしかり。

 

そう考えるとゼノシリーズなんかは、もしかして保険なのかもしれないですね。ゼノギアスという完成されたものを作ってしまったから汚したくないけど好きだから同じようなのを作ってしまう。でも保険としてそもそも別物だよって主張する。権利関係の問題なのかもしれないけどね。ファンからすれば、エピソード5以外の話もみたいよーって思うかも知れないけど、単純にいま作りたいものを作ってるだけな気もするけど。

 

なんとなく、過去の自分からの自立とか、そういうのを考えちゃうよね。