どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

日本のゲーム業界


画像:髪と目の塗は安定してきたこの頃

天気:晴れ

先日行われた「GDC(ゲームディベロッパーズカンファレンス)2012」で
「The Future of Japanese Gaming」と題し稲船氏が講演を行った。
毎度のことながら大上段で、歯に衣着せぬ発言をされる氏だが
世界規模で注目される貴重な意見を聞けるなんて、なんとも良い時代になったものだ。

簡潔に話すなら、今の日本のゲーム業界に足りないものは

負けを認めて、勝つという強い意志を持つこと
そして、トップクリエイター達が考えるべきは
過去の栄光というブランド維持ではなく、発展させ、再構築すること


と提言した。
精神論のような気もするが、相応の経験をし、苦難の道を選び
実行し成功してきた氏が言うと、説得力の重みが半端ない。

話変わるが、先日発売されたPlayStation Vita用ソフト
GRAVITY DAZE」の外山氏も面白い話をされている。

すでに国内では高い話題性を呼んでいる本作だが
昨今のゲーム開発では、海外市場を意識せざるを得ないのも当然で
海外に向けての意見として氏はこう述べている。

僕が以前に手がけた「SIREN:New Translation」では
逆に向こうの土俵を意識しすぎたという反省がある。
欧米風のゲームは、欧米ですでにいくらでもあるものです。
だから、それをあえて日本で作って持っていく必要はないなって感じた。

あの時はマーケット的な事情などがもろもろあって、その中では最大限
の結果を残したつもりなのですが、生き残るため、と奔走するうちに
何かを見失っている自分に気が付いて。

やっぱり日本の良さ、日本の強さをちゃんと理解して
そこを明確に打ち出して、それでいて普遍性が高いっていうのを
やらないといけないなと思ったんです。


話が前後して申し訳ないが、これを読んだ上での
今回の稲船氏の講演だったので、もうこうして動き出している人もいる。
それも具体的な形として。

そう考えると、やっぱり日本のゲームを好きでいてよかった。
なんて率直な考えを持ててしまう。
同じ日本人、いちファンとして、これからも日本のゲーム業界の行く末を
長い目で見守っていきたいところだ。

参考文献:4gamer.net

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そして話変わって新コーナー。
無二の親友である蝉が、東大院に行っているのに
それを利用しないなんてとんでもない!
俺だけなんか良いように利用されてるなんてとんでもない!
というわけで、蝉に英語の勉強を請うてみた。
一日一フレーズ、何か役立ちそうなものを教えてもらうことに。
てなわけで、英文もあげていけたらいいなと思う。

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習慣の記録
自炊×(3割引寿司)
筋トレ×
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ゼノギアス進行度
やってなす
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本日の英文
your any comments will be appreciated !
訳:あなたのどんなコメントも、歓迎するよ!
[appreciated / アプリシエイティッド]
…を感謝する, ありがたく思う
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全滅回数
19回