どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

好きなものと愛情表現

嫁を見てると、好きなものがたくさんある人は大変だなって思うこの頃。たとえば自分がAとBとCが好きだったとして、Aのイラストを描いたとしてもAを描いたという満足しか得られず、疲弊してるにも関わらずBとCへの満足は得られないんですよ。すごく当たり前なんですが、これまで長門さん一筋だった私にとっては考えもつかないことでした。最近はVを見始めたことで、私にとってのBやCが増えてきたと言えます。

例えば今流行ってる「I字バランス」のタグで何か描こうとしたときに、以前の私なら「長門さん」一択だったし、長門さんでI字バランスを描けば「流行」と「推し」へのどちらの欲求も同時に叶えられますが、好きなものが増えるとそうはいかないって話ですね。いやあ、興味深い。

これが、とにかく流行りものばかりをフラッと描いては次へ映るようなタイプだと関係ないんですよ。ただ流行りに乗っかってるだけなので好きという感情が薄いわけです。言い換えれば、推しへの「愛情表現をしなきゃ感」がないんですよね。

そんなわけで、好きなものに対して、その感情表現がファンアートを描くなどの時間を費やすものの場合は自分の首を絞めることになるので、無闇に好きなものを増やすのはやめましょうってお話でした。