どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

あなたの番です

「あなたの番です」っていうドラマを嫁さんが見てて、私もシーズン1の最後から見始めたんですが、毎回気になる引きで終わってるのを見て、海外ドラマの作りを真似したかったのかなあって印象を受けてました。

 

どーやんという天才大学生が出てきて、AIの研究してるって話だったんですが、そのAIを使って犯人突き止めよう!ってなって、どーやんに好きな子ができたときに「あぁ、この子が犯人で、自分が作り出したAIが好きな子を犯人って無慈悲に示してしまって、でも信じとうない!」っていうシーンを描きたいんだろうなあ・・・って思ってたらまじでそうでした。最終回みてて、たぶん最後の最後に、特に意味があるのか無いのか意味深なシーンをうつして、あなたの番ですドン!って終わるんだろうなあって思ったらそのとおりになって笑ってました。

 

それ以外の感想だと、最終回で犯人のこれまでの言い分を聞いてると、うんうん、風呂敷をたたもうと思ったらそうするしかないよねそういう設定にするしかなくなったよね、がんばったね!ちゃんと風呂敷たためてえらかったね!っていう気持ちでいっぱいでした。面白いとか面白くないとかではなく、頑張ったねっていう気持ち。自分も同じ境遇だからかそんな気持ちしか出てきませんでした。

 

ただ、一夜明けて、私みたいなメタ読みをする人のために、ちゃんと工夫されてたんだなって気づきまして。

 

AIが好きな子を犯人って示してしまうってシーンが、わりと早い段階で描かれてたので、視聴者は、なーんだ、このタイミングでこうならこの子は犯人じゃないのかってまたメタ読みしちゃうんですよ。で、そこで犯人から除外させといて、本物でしたっていう。おまけにちゃんと早めに出してたこととかも意味もたせたりして、頑張ったね・・・っていう感じでした。

 

さて、忍屋のシナリオも頑張ってます。

頑張ってます・・・。