どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

Inkscape

先週、初の授業が終わったと思えばもう一週間ですよ。

 

早いですね、嫌なことがやってくるのは早いものです。終わるのは遅いけどね。学校でPhotoshopとかIllustratorを教えようかと思ってたんだけど、クレカの関係で個人に買わせることができずそもそもソフトを入れれないということがわかったので、どうしたもんかなあと悩んだ結果、学校としてはInkscapeでごまかしてたそうなので、どんなものかと触ってみました。

 

GIMPは超使いづらいPhotoshopの劣化版として名前くらいは知ってたんですけど、Inkscapeはまったくノータッチだったんですよね。で、触ってみたらもうわけがわからんくて。起動して開幕、下に広がったカラーパレットに嫌悪感を覚え、次に塗と線の表示が無いことに疑問を覚え、Vキーを押しても矢印にならないことにため息がでてました。

 

他にもスペースを押しながらドラッグで画面を移動かと思いきやドラッグじゃなくても動くし、虫眼鏡の縮小はAltじゃなくてShiftだし、もうすべてがことごとく違うの。なに?全部著作権かなにかで固められててしょうがなく変えたの?って疑うレベル。

 

とにかくいろいろ気持ち悪すぎて、一度はそっ閉じしたんですけど、Adobeが使えない以上は使うしか無いので、真面目にやってみることに。

 

で、そもそもの考え方として、同じように扱えないんだから発想を変えようと。ひとまずはひとつひとつの機能をチェックして、なにがどう違うのかを把握すること。そしてIllustratorと同じことをやろうと思ったらどこをどうイジれば良いのかをひとつずつ潰していきました。二時間くらい触った結果、なんとなく癖がつかめたので、やれる(はず)の機能がわかってるっていうのは大事だなって思いましたね。

 

これがもし、Illustratorを触ったことがなかったらこうはいかなかったはずです。After Effectsをやりたくてもベースになるものがなさすぎてできないのと同じ。PremiereとFlashで培った部分はわかっても、肝心のパーティクル関連はさっぱりなのと同じってことです。何事もベースになるものがあれば飲み込みは早い。よく3Dソフトや動画編集ソフトで、どれかひとつやっとけばあとは癖が違うだけでできること同じだから、みたいな話を聞いてたけどこういう感覚なんだろうなって思いました。

 

そんなわけで、にわかも良いところなInkscapeの知識をもって、明日の授業頑張りたいと思います。