どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

レディ・プレイヤー1

MX4D3Dっていう意味不明な肩書のついてる映画「レディ・プレイヤー1」を見てきました。もう公開終了間際だったんですけど、色々あって嫁さんと行くことに。

 

そもそもMX4D3Dってなに?

3Dはわかる。飛び出すメガネ的なやつね。

 

4D?

 

ついに映画は時間軸を取り入れたの?すごくね?

んなわけありませんね。

 

調べてみると、そもそも4D映画という括りの中には「4DX」と「MX4D」の2種類があるみたいです。

ややこしい、そこは4DXと4DMXとかにしとけよ・・・って思ったけど会社が違うみたいでした。

 

4DX … 韓国のCJ 4DPLEX社

MX4D … アメリカのMediaMation社

 

そこはどうでもいいとして、どちらもアトラクション的な体感型映画という点では一緒のようです。水や風が出たり、匂いがしたりとUSJみたいなノリなので、当然値段も高いんですよ。映画なのに3100円でした。大阪まで行ったと思えば安いもんですが。調べてみるとMX4Dの方が最新なので、少しだけ機能が増えてるようです。とはいえ、シートが突き上げたり、マッサージチェアみたいな突起が背中から出たりとかそんな程度です。

 

で、結論から言うと、もう良いかなって感じでした。

 

なんといいうかね。機能が豊富なのは分かる。わかるんだけど、使いすぎ。やりすぎ。そんな印象でした。下手くそか!って思いましたね。

例えるならば、初めてパワーポイントを触った中学生が、フェードインやワイプの効果を使わずに、スパイラルとかの機能を無闇に使いたがるような現象。あるいはマリオメーカーを初めて触った小学生がスタート地点にクッパを3匹置いちゃうような現象。いい大人がそれやっちゃいかんでしょ。それをやっていいのはお客に出す前の試作段階です。

 

もしやるなら、すっごーーい地味な椅子の揺れ。震度1程度の揺れや、え?いま風吹いた?ってわからない程度の風はとても効果的だと思うんですよね。映画を邪魔しない程度の後押しというか。そういうので十分だよって思いました。4Dまでいかなくていい、3.5くらいでいいかもしれない。キングダムハーツみたいですね。4Dだ!沢山仕掛け動かさなきゃ!みたいなのがよくない。それを求めている人が多いのかも知れないけど、少なくとも私は、4D映画はもういいかなって思いました。

 

ついでいうと、3D映画の時点でメガネ族にメガネONメガネはきついんですよ。知ってましたけど。2時間半メガネの上から3Dメガネかけるのはかなり辛いです。もうね、映画館は2D映画を見るところで、いいんじゃないですかね。

 

って4Dの感想がこんな感じでしたが、すっかり映画の内容を言い忘れてました。映画自体はいい感じのエンターテイメントでした。知ってるキャラクターが出るだけで、人ってこんなに高揚感沸き立つんだなって思いました。主人公がバーチャル世界で波動拳うってくれたときはうひょー!ってなりましたね。そんなこんなで、ひとつの経験として4Dを体験できたことは良かったと思います。

 

Web拍手レス

こんにちは! 自分はあまり推理ものを見るタイプじゃないんですけど、本とかアニメとか映画とかでも、観てる最中に犯人探しはやらないですね。 観てる間は考える間も無く次の展開が気になっちゃってそれどころじゃないです。 感想とかは全部見終わった後、見てる間は正直頭の中からっぽですw@長月チャカ

 

私もそんな感じです。のめりこめる作品はこちらの追随を許さない没入感を生んでくれますよね。あれこれ考えながら見ちゃうのはのめりこめてない証拠なのかなとも思います。