どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

クソゲーに付き合わされる素材たち

ラスダンがしっくりくる内容になりました。

今まで作ってきたダンジョンは全部ブログにあげてきたので

ああ、ここは見たことあるマップだなってわかると思うけど

ラスダンだけはあげてないので、知らないマップが出てきたらそれがラスダンです。

雰囲気はラスダンっぽいけどラスダンっぽくない感じ。

そもそもこの最奥部にラスボスいないし。

ただ、ビジュアル的に言えば、かなり綺麗なマップになってます。

初見だと、おおーーー綺麗じゃん。ってなる程度には綺麗なはずです。

自分でいうのもなんですが、そこそこクオリティは高い方だと思うんです。

で、ここで本日の議題。

昔、私がよく市販のゲームをプレイして、クオリティの高い

グラフィックやBGMを目にする度に思っていたことなんだけど

遊んだ結果そのゲームのシナリオやゲームバランスがクソだった場合

そんなゲームに付き合わされたグラフィックやBGMのスタッフは

かわいそうになあ、なんて思ってました。

そして、これがシナリオも絵も自分で担当してたなら

そんなことにはならないのに。なんてことも。

その時の自分に、今の忍屋を見せたらどう思うだろうか。

なんかそこそこ頑張ってるけど、あそこもひどいしここもひどいし

この展開は無理あるし、いくら絵だけ頑張ってもしょうがないのにね。

って言いそうです。

あれれー?個人でどちらも担当したにもかかわらずこの体たらく。

つまり、個人で全部やろうが関係ないということがわかりました。

この経験はでかい。本当にでかい。

たったこの一言に、私の制作で得た10年の経験が詰まっているレベルで。

今回、忍屋がなんで残念なことになったのか原因はわかってて

あれだけ練りに練った台本でも、素材を作ってる途中で矛盾点に気づいて

その矛盾を無理やり修正したもんだから起きた現象です。

素材を作っていない状況なら、1から台本を修正するんだけど

素材を6まで作ってしまったあとで矛盾に気づき

台本の8と9だけをいじることで無理やり矛盾を修正した結果

矛盾は消えたが物語としての違和感が生まれてしまい

結果としてなんだこれ?っていう内容になってるいるのが今。

これも次回作の糧になってくれれば、いいんですけどね。