どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

君の名は。

新海誠の最新作『君の名は。』を公開初日に見てきました。

嫁さんとミッドナイトショーを見るのはFF15に次いで2度目。

以下感想。

見てない人は見てからどうぞ。

とてもおもしろかった。

個々人、素の状態で見て、素のままで楽しんで欲しい。

新海誠作品は、ほしのこえから全部見てきたけど

特段これがすごい面白い!っていうのはなかった。

だけどこの作品は、もう一度見てみたいと思える名作だった。

これは完全に私の予想だけど、この作品が生まれたのは

『口噛み酒』という存在が起源なのではないかと思えた。

監督がこの存在を知り、そこからあの物語を

考えたような気がしないでもない。

あの酒の存在だけで、すごい攻めてる設定だ。

思春期の男子たちからすれば、引くと同時に

それを上回るレベルで惹かれてしまう要素だろう。

アニメだからというのもでかい。

もし自分が結婚してなくて

まだまだ恋に恋できる状態だったら危うかったかもしれない。

ああいった、ストレートな恋愛要素ではなく

変化球のような恋愛要素に私は弱いように思う。

ある種、禁断の愛の形とでも言えばいいだろうか。

加えて、半ば王道ともいえる入れ替え設定で拍車をかける。

そして後半のシリアスな展開との絡め方がとてもあっていた。

たまにこういった多くの要素が複雑に絡んでも

どれも主張しすぎず良い感じに混ざり合った作品に出会うが

この作品も例外でなくそうだったように思う。