どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

ぽっと出の台詞

子供の頃、漫画にしろゲームにしろ

登場人物がしゃべる台詞は勝手に思い浮かび

勝手に喋ってくれていた。

拙さも凄まじかったが、勢いで書いてるもんだから

たまに心に残る台詞が書けることもあったように思う。

しかし、台詞というものの凄さを考えるようになるほど

適当な言葉は書けなくなり、推敲することで綺麗にはなったけど

心に残る台詞はかけなくなった。

そして、大筋のシナリオを完成させた忍屋の現状は

テキストとして書き起こしている部分に関しては

何度も推敲してるだけあって、違和感なく受け入れられるけど

テキストとして書き起こせていない部分をとっさに付け加えると

違和感の塊でしか無い。

もうあれ、ぽっと出のミ●ドラースさんみたいな感じ。

たとえばフラグが立って、先へ進むしかなくなった際に

誰かが「先へ進もう」と喋らせたとする。

たったこれだけに正解なのかどうかにいちいち悩む始末だ。

ゲーム制作てこんな窮屈なものだったかなあ。

コンシューマツクールなんて1文字ずつコントローラで選んで

台詞書いてたはずなのに、何一つ不満なく次々と台詞打ててたけど

きっと今からすれば、それもフリゲーにありがちな

拙い文章の連続だったんだろうなあ。