どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

涼宮ハルヒの直観発売

予約開始日の朝からF5連打しまくって、ほぼ最速で予約完了したにも関わらず、結果手元に届いたのは2日も遅れてのことでした。やべえな!

これが私が心底楽しみにしているコンテンツだったら激昂してるところですよ。そういう意味では、私の中で「9年半ぶりのハルヒ新刊」という事実は、キレ散らかすほどのものではなかったのかなと思ってます。

というのも、あまり9年半ぶり感がないんですよ。実際、ここにいたるまで短編集が二回挟んでの発売だったというのと、いつも同人活動で触れてきたせいかもしれません。周りからすれば9年半ぶりにおかえり!感があるのかもしれませんが、私の中ではコンスタントに出続けてる作品っていうイメージのほうが強かったです。苺ましまろだって4年に1回ですし。麻痺ってこわいですね。

そう考えると、もはや今の私にとって発売初日に有給使ってネット遮断してやったるぞ!って思えるのは、それこそドラクエのナンバリングくらいかもしれません。

週末は高知県に遠出するため、その間まるで読める気配がないので、ネタバレとか気にせずにのんびり読もうと思います。

複数人開発のなんたるか

ろあ君を相手にすると、私は躾けられた犬みたいなもんですよ

ろあ君とゲームを作るようになってから、いろんな発見があります。私は昔からずっと一人で作ってきたので、複数人で作ることのノウハウが皆無でした。一方で、ろあ君は複数人での開発経験というか考え方がしっかりしてて、ほんと色々と教えられるんですよね。

たとえば、今回ずっと放置してたデータベース上の数値(HPとか攻撃力とか)をぽちぽち入れてたんですよ。忍屋は天誅と違って装備品で攻撃力と防御力が変動するんですが、その設定を入れてしまったために、少々めんどくさいことが起きてまして。

敵の攻撃力が10だとして、PLの防御力が5だったら「10-5」で5ダメージ食らうんですが、PLが防御力10のものを装備してたら、当然いくら斬られてもノーダメなんですよ。

さて、ここをどうするかってお話です。これが、以前まで一緒に作ってた先代プログラマさん相手だったら、私はこうお願いしてました。「0ダメのときは必ず1ダメにするようにできますか?」って。言ってしまえばその場の思いつきですよ。確かに解決するかもしれないけど、それには当然時間もかかり、まだ見ぬ不具合がでるかもしれないし、この作業をすることで他の作業も滞ったりもするわけです。

ですが、ろあ君と作るようになってから、それではいかんということを学びました。先代プログラマさん相手だと「お願いすればやってくれる」という事実にずっと甘えてたんです。なんなら一度も反論されたことがない。これがほんと良くなくって。一方でろあ君を相手にすると、私は躾けられた犬みたいなもんですよ。

ここ数年で躾けられた結果、今やまず最初に脳裏をよぎるのが「これをお願いすると怒られる」という恐怖。圧倒的恐怖心。毎日胸がきゅ~ってなるやつです。冗談ではなくマジでなってます。あれですよ?怒られるというのは感情の話であって、実際は怒られるのではなく、ただ事実を突きつけられるだけ。実際怒られるよりメンタルにきます。

そのため、問題が出てきた場合、別の解決策とか、もっと単純化できないかとか、そもそも妥協する案件なのかっていうのを考えるようになりました。こんなことすらできてなかったんだなあって反省してるんですけど、物覚えの悪い私の場合、こればかりは実際に体験しないと身につかなかっただろうなあとも思うわけです。

そんなこんなで、ろあ君と開発を始めた新生忍屋も今年が3年目。学ぶことは多いですが、完成まで、最後まで、エターナらせることなく、頑張ろうと思います。

 

少しずつ洗練されていく忍屋

パッドがEASYでキーボードがHARD。NORMALはどこへいったのか

あと19で忍屋カテゴリが1000記事になってしまうナナブルク──いえナナブログもとい「どこここブログ」ですこんにちは。

ゲーム作ってる最中は、妥協してきた要素もたくさんあるんですが、エンディングまで作り終えたあとで通しテストプレイしていると「やっぱりあったほうがいいな」って思えるものがあります。なんでデバッグと並行して追加できるものはその都度追加してる段階です。

あと何度も言ってますが、一ヶ月くらいの感覚をあけて通しプレイすると、ちゃんと違和感に気づくもんだなあって思いますね。このタイミングでこれはおかしいだろって。気づいた結果、直そうとするけど、結果的にそのままにするなんてこともよくあるんですけどね。それにはそれなりの理由があって据え置きにしてるので、きっと市販のゲームも、のっぴきならない事情があってそうしてるってこともよくある話なんだろうなって思います。

そんなわけで、あれこれ追加しながら修正しながら、2章までクリアしました。ゲームパッドだとステルスがかなり簡単なんですが、これキーボードと雲泥の差がある印象です。パッドがEASYでキーボードがHARD。NORMALはどこへいったのか。でもよくいうじゃないですか、作者が簡単って思えるくらいがちょうどいいって。なんでたぶんパッドでちょうどいいくらいなんだと思います。キーボードは推奨してません。ツクールゲーなのにね。

ちなみに心配していたリスポン事情は完璧に動作してて安心しました。よかったよかった。あとワールドマップの細かい仕様なんかのチェックも抜かりなくできてると思います。本編だけを遊んでる分にはわりと楽しいので、やっぱり寄り道とかいらんのですよって気持ちになってます。作ってないし作る気もありませんけどね。