どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

金の国 水の国

金の国 水の国」を見ました。

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評価が高いだけあって、かなり描写が丁寧です。
通常なら結構無理あるよ~?って思えるようなシーンでも、その直前にちゃんとそう思わせないような描写が用意されているので、引っかかりなく見ることができます。

終始ひっかかったところといえば、主人公の男が、辺境の村に住んでいる青年にしては、あまりに堂々としているところでしょうか。ただ変にビクビクしていてもたぶん見ていて爽快感が薄れるし、このへんって難しいよなあって思って見てました。

あと金の国の描写で、水瓶にヤシの木の葉ようなものがいけてある背景があったんですけど、水が枯渇してる国でこんなことする?っていうのが少しだけひっかかりました。私が知らないだけで、水を使わない何か方法があるのかもしれませんが。

水の国の王とイケメン俳優、絶対最後それでなんとかする描写あるだろうって思ってたら全然なくて驚きました。こんなところにミスリード使う意味あったのかは謎です。もしかしたら原作のほうだと何かあって、映画では無粋だと判断されて省略されたのかもしれませんね。

そんなこんなで、とても綺麗にまとまった映画でした。