「ラノベ」とか「なろう系」の男キャラは、髪型くらいしかバリエーションがないじゃないですか。
新しいラノベが出て、ヒロインの後ろのほうにちょろっと映ってる主人公をみると、ああ、今回はそっちの髪の毛をはねさせたのね。はいはい。ってなるじゃないですか。なりません?
そんな粗雑な男キャラとは真逆の、女キャラのバリエーションの多さですよ。顔は同じなのに髪型、色とか変えるだけで別キャラが大量生産されるし、そりゃ時間かかりますよね。今回、なぜこんなにも「何も思いつかないのか」を考えてみると、そのバリエーションの抱負さもさることながら、キャラが1人しかいないというのがでかいようです。
たとえば忍屋なら、女の子が3人いたわけですよ。
元気・・・椿
クール・・・紋
おっとり・・・郁
みたいなね。そういう棲み分けができていたから、こいつはこうで、こいつはこう!って役割を割り振れたわけです。他の作品だってそうですよね。沢山女キャラがいるから、一人あたりに詰め込む要素を確定しやすい。しかしイナナキアにはボーイミーツガール、主人公とヒロインの二人だけ。ヒロインに伸し掛かるものが大きいんだと思います。なるほどね。
そうなった場合に、自分の好きなデザインにすればいいじゃないって思うじゃないですか。でも好きなデザインって特別ないんですよ。昔はショートヘアが好きだとかありましたけど、今となっては特にありません。長門さんかわいいなあ、くらいのもんです。謎は解けたが解決はできない。まずいなあ。