どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

劇場版のんのんびより

嫁さんと劇場版のんのんびより ばけーしょんをレイトショーで見てきました。内容はいつもの「のんのんびより」だったので特筆することはありません。

 

 

ただ、席ガチャに失敗して過去最悪の隣人とエンカウントしたのでそのお話でもしておきます。

 

映画館で「やべえやつ」って言ったらどんな人を想像するでしょうか。ポップコーンを漁る音がうるさいとか、後ろから席を蹴ってくるとかそんなんですかね。

 

今回、私の左側に座った「奴」は、視覚・聴覚・嗅覚に訴えかけてくる「やべえやつ」でした。容姿は、白髪多めで体型は普通のおっさんです。

 

私が座席に付く前からヤツの攻撃が始まります。

 

まずは嗅覚。

 

タバコ臭い。結構臭い。喫煙者が嫌われる要因のひとつです。私はタバコが大嫌いなので、喫煙者の言い分であるマナー守ってればいいでしょっていうのすら信用していません。マナーまもって喫煙所で吸うのは当たり前として、そのあとすぐに戻ってくるなと言いたい。喫煙後1時間は外の風にあたって臭いとってから帰ってこいっていいたくなります。ただ副流煙という毒ガスと違って、タバコ臭いだけだと毒ガスというより体臭とかの悪臭みたいなものと考えれば百歩譲って我慢できますが、体臭と違うのは意図的にその臭いを身にまとっていることです。やはり許せません。

 

お次に視覚。

 

映画が始まるまでの予告の時間中、ずっとスマホいじってるんですよね。中はもう暗いんですよ。左目にうつるスマホの明かりがめっちゃ明るくて超目障りなんですよ。スマホを閉じろ。

 

最後に聴覚。

 

呼吸音がうるさい。よく鼻が中途半端に詰まってて、ピーピーなってる人がいますがあれです。あれが常に左側から聞こえてくる。やばい。こいつはやばい。こういうのは本人も自覚していないことが多いらしいですが、どうやらこいつは自覚があるらしく、予告の音量が大きくなったときにだけすっごい息を吸い込んでピュピー!!!!って息してるあたり、もしかしたら周りに迷惑かけまいという意識があるのかもと心を落ち着かせましたがうるさいことには変わりありません。うっせえから口で息しろやって思いましたけど、それはそれでタバコ臭が悪化するのでどっちがマシかと考えた結果どっちもマシじゃありませんでしたよね。

 

お気づきかもしれませんが、まだ映画始まってません。

 

始まってからはスマホの明かりは流石に消えましたが、今度は左手前の席のやつが、始まると同時に「持参のうちわ」を仰ぎ始めました。

 

は?

 

おまえさっきまで何もしてなかったじゃん?何開始と同時にあおいでんの?というかそもそも映画館で動くな。じっとしてろ。もうね、結構長い間左目の視界にパタパタ仰ぐうちわが目に入ってきます。ゴルゴだったら撃ち殺してるレベルです。

 

それからしばらくして、俗にいう「笑えるシーン」というに差し掛かるわけですが、笑うシーンで笑うのはわかる。わかるよ?映画館でも推奨してるし、いいんだよ?おまえらの笑い方は気持ち悪いけどな!!

 

普段ならなんとも思わないところですが、すでに疲弊しきった私の精神はなかなか追い詰められてましたね。となりのおっさんはといえば、他が笑わないようなシーンでも全てにデュフってる始末。いやあ、良い客だね。作った人は嬉しいと思うよ。私は嬉しくないけどな。

 

最後エンディング。4人が歌うエンディングのBGMがお気に召したのか、右手でリズムを取り始めるおっさん。ドリンクホルダーの中の空洞に手をつっこんで内側から指でカチカチと音をたててノリノリのおっさん。あまりにうるさいので左を向いてみたらそれに気づいたのかカチカチをやめて手を外に出し、手を上下にパタパタさせてリズムを取り始めるおっさん。音のつぎは視界にはいってくる。やべえ・・・こいつまじでやべえ。

 

とまあ、そんなこんなの71分でした。

 

これを読んでどう感じるでしょうかね。

 

キミ、映画館むいてないよ?って思われたとしたとしても仕方ないんですけど、私がいいたいのはそこじゃない。

 

私は別に多くを望んでいるわけじゃないんだ。普通にしてればそれでいいんですよ。普通に。何が普通かと言われれば哲学みたいになっちゃいますけど、ただ「静かにじっと映画を見てれば」それ以上なにも望まないんです。なんでそんな普通のことをできないかなあって。

 

世の中のくちゃらー。

世の中のポイ捨てマン。

世の中の悪質なオタク。

 

そんな彼らを見ていると、テイルズのラスボスじゃなくても人間浄化したくなりますよね。