どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

美女と野獣

嫁さんが「美女と野獣」がとても好きだということで

ハーマイオニーがでてる字幕版の映画を見てきました。

 

 

以下感想。

 

とてもよかった。

 

美女と野獣は子供の頃に、家にあったレーザーディスク

おそらく人生で3回くらいしか見たことがないため

ほとんど内容を覚えていなかった。

 

そのせいか、かなり純粋に作品としても楽しめたんだけど

それ以上に、物語の作り、演出といった面も勉強になったし

愛の形についても色々勉強になる映画だった。

 

見終えたときの最初の感想が

私は残りの人生で、あとどれくらいの知らない愛に出会い

どれほどの愛を感じられるだろうかってことだった。

他意はなく、今の嫁さんとの間でも、年齢や出来事によって

いろんな愛の形があるって意味で。

 

深く考えれば考えるほど味が出る映画だったと思う。

 

演出面でいえば、映画という短い時間のなかで

どうやって愛を育ませるかというのが見せ所だった。

あれがおそらく、美女と野獣の出会いがそこそこ普通で

野獣の突き放しっぷりが中途半端で少しでも優しい感じだと

逆に違和感が残ったんだろうと思う。

 

出会いがとことん最悪なものだからこそ

そのあとの反動が大きいといういわゆるギャップ手法だろうか。

そのあたりも勉強になった。

 

ともあれいい作品だったので、興味ある方はぜひ。