嫁さんが「美女と野獣」がとても好きだということで
ハーマイオニーがでてる字幕版の映画を見てきました。
以下感想。
とてもよかった。
おそらく人生で3回くらいしか見たことがないため
ほとんど内容を覚えていなかった。
そのせいか、かなり純粋に作品としても楽しめたんだけど
それ以上に、物語の作り、演出といった面も勉強になったし
愛の形についても色々勉強になる映画だった。
見終えたときの最初の感想が
私は残りの人生で、あとどれくらいの知らない愛に出会い
どれほどの愛を感じられるだろうかってことだった。
他意はなく、今の嫁さんとの間でも、年齢や出来事によって
いろんな愛の形があるって意味で。
深く考えれば考えるほど味が出る映画だったと思う。
演出面でいえば、映画という短い時間のなかで
どうやって愛を育ませるかというのが見せ所だった。
あれがおそらく、美女と野獣の出会いがそこそこ普通で
野獣の突き放しっぷりが中途半端で少しでも優しい感じだと
逆に違和感が残ったんだろうと思う。
出会いがとことん最悪なものだからこそ
そのあとの反動が大きいといういわゆるギャップ手法だろうか。
そのあたりも勉強になった。
ともあれいい作品だったので、興味ある方はぜひ。