どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

製作者の味

ゲーム内に取り入れた何気ない小ネタが

世界観、ひいてはゲームそのものに深みを持たせる

重要なスパイスとなることは少なくない。

アトリエシリーズの『た~る』は、その最たる例だろう。

アークザラッドの「蹴散らせ!」が「ケツ出せ!」に聴こえるとか

MGSシリーズでゲノム兵の頭の悪い行動が逆に面白いとか

製作者が意図してないけどファンの間でネタにされる部分。

共通して言えることは

『数年経ったあとでも語られる、本編とは関係の無い部分』

のことだと思う。

こういう細部に、製作者の味が出るのだろう。

それ関連で、もやしさんの作ってた『GrancielWitches!』の中に

個人的にものすごく気に入ってる部分がある。

以前も書いたことあるかもしれないけど

何かと言えば、アイテムを入手した時に

『〇〇を手に入れた!』とか『〇〇を見つけた!』とかではなく

『〇〇をみつけたよ』と出るのだ。

なにこの神がかったテキスト。

たった最後の1文字で、既存のゲームにはない

もやしさんゲームならではの可愛さが凝縮している。

たったこれだけでしゃべらずしてしゃべり

キャラとPLが繋がってる感が出せている。

この言い回しが好きすぎて

当時すごいパクりたい衝動に駆られたのを覚えている。

ぐらち・・・TRPGこそ遊べてるけど、ライナたちのゲーム

またMVあたりで作ってくれないかなあ・・・。