どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

ゲーム作りの辛い部分

今年も花粉が飛び始めたらしく

まずは目から攻められてる状況です。

鼻も攻められるのはもうちょっとあとかな。

さて。

世の中ツクールMV製のゲーム進捗情報だらけで

時代はもうMVなんですねって気がして、見るほどに萎える。

こういう他と比べてどうとか、図星に対してすぐ反応したりとか

ほんと些細な事で醜い感情って生まれてくるなーと思いつつ

今日も飽きもせずゲーム制作してました。

こんな面白くないものを作って何がしたいのか。

誰からも望まれてないものを何故延々と続けて作っているのか。

人生の貴重な時間を潰してまでやることなのか。

そんな有り体な疑問すら、もはや何周目かわからない。

どんな考え方を持とうが、これらの問題はネットを繋いで

周りと干渉している以上、なくならないことだし改善もされない。

そう考えると、ゲームづくりで一番辛いのって

素材作りでもプログラムでもなく

『周りからの無関心にひたすら耐えること』ではないかと思えてきた。

好きの反対が無関心とはよく言ったものである。

制作に長いスパンを要してしまう『ゲーム』という

ジャンルだからこそ起こりやすいことな気がする。

出る前からクソゲーじゃね?とか

これ絶対前作のが面白いだろとか散々言われてる市販のゲームも

こんな気持ちで作っているのかね。

はたまた自分はそのゲームの、絵だけ、音楽だけ、GUIだけにしか

関わってないから、そんな文句言われてもディレクターのせいだし?

と言い訳の一つでもしながら個々の役割を果たしているのか。

そんな状況下で、確固たる自信をもって発売され

ちゃんとユーザーの考えの及ばないしっかりとしたコンセプトを

築きあげてたスト5はつくづく凄かった、と思う次第だ。

ああいうのを、ほんとにプロって言うんだろうなあ・・・。