どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

クエストは害悪か?

本日のお題はクエストは害悪なのか?ということ。

さて、早速話がそれるが、ニーアの最新作が発表された。

DODのほうは1と2をクリアして、2はあれだったけど

1は普通に楽しめてたし、バッドエンドしかないとか言われつつも

そんな気になるほどでもなく、DODに感化されて

シミュレーションRPGツクールで1本作り上げてしまう程度には

はまっていたように思う。

3はPS3だったのと、溢れ出る酷評も相まって放置。

なんかハードがPS3以降ってだけで、買う事自体の

ハードルが高くなっているように感じるのは俺だけだろうか。

PSよりもPS2PS2よりもPS3といった具合に

どんどんリアルになる=大変そうだなっていう

謎の固定概念が働いている気がする。

実際は作るのが大変になってる分、むしろボリュームは減ってるのにね。

不思議なもので、大変だったトラウマがあるわけでもないのに

そう感じてしまうのが厄介で、そのせいかラストオブアスも

相当あとになるまで手を出せていなかった。

そういう意味では、デビル4やダクソ2は発売と同時に買う

稀有なケースだったように思う。

話がそれたが、名作と名高いニーアを友人に借りてやって

クリアすることなくそっと返した。

きっと、噂に聴く4周?クリアすれば感動するのかもしれないけど

それ以前の問題でやる気が失せていた。

で、ゲームを作る側としてはそこを気にしないといけない。

なんで自分はやる気が失せたのか?その答えがわかったのでメモっておく。

ニーアの序盤で、隣の町に行くのに出口付近にいたNPC

本編にまったく関係のなさげな卵?を運ぶクエストを持ちかけてきて

走ったり激しく動くと割れるからと言われ、それを運んでたら

隣町につくなり謎の敵に襲われ動かざるを得ず卵は割れた。

ここでもうアウトである。

名作と名高い本作でさえこれでアウトなのである。

フリゲーなら全人類がアウトにするレベルだ。

ではこの意味不明なクエストが悪いのか?

よく言われるクエストゲーは絶対悪なのか?

たしかにクエストはつまらないし

制作側の尺稼ぎにしかなっていない風潮は否めない。

しかしこれはクエストが悪かったわけではない。

なぜならクエストが沢山あったアークザラッド2は神ゲー扱いなのだ。

ちなみにクエストをやらないと進まないアーク3はお察しの通りだが。

アーク2と3、3は強制で2はやらなくてもいい。

やりたいヒトだけやればいい、一見すればそう思いがちであり

実際世間でもそんな風に言われることも少なくないし、そう思っていた。

しかし気づいた。

やりたいヒトだけやればいいクエストなら許されるのではなく

そのゲームにどっぷりはまらせる前に現れるクエストが害悪なのだ。

その世界観に魅了されていれば

世界の平和が脅かされている最中でもカジノに入り浸るし

世界の終わり間近だったとしても期間限定お色気イベントをやるのである。

つまりはゲームデザイン、導線引きだ。

そんなゲームデザイナーならやれて当然のこと。

ラスアスなんかはほんと導線作りがうまかった。

まずは世界に浸らせること、そこなんだろうなあ。

人それぞれで違うから、難しいところなんだろうけど。