どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

自分の及ぼせる影響力

天気:晴れ

今は“無駄なこと”が不足しているから,僕らは「ニコニコ超会議」をやった。

いつものように4gamerの読んでいたら、そんな記事を見つけた。
無駄なことが不足とはどういったことだろうか。
記事を読み進めると、ドワンゴ代表取締役会長の川上氏の台詞で
こんな文面にさしあたる。

人間って自分の身体も心も全部をコントロールできているわけではない。だから,自我が思っている自分と実際の自分っていうのは結構違っていて,人間っていうのは,常にそこにギャップを抱えている生き物。

仕事だってさ。みんな「お金を得るために働くのは当然だ」と思って働くわけじゃないですか。でも本当は,働きたくないかもしれないし,別にそこまで苦労してお金は欲しくないと思ってるかもしれない。だけど,社会の仕組みだったりルールだったり,人間の行動様式として,それを「やらないといけない」と思いながら,惰性で行動してるわけじゃん。

まさにそんな感じで、惰性の塊な部分は多い。
人間はこうあるべきなのだろう、社会人になったらこうなるのが自然なんだろうっていう、生まれてからずっと、ある種の洗脳のように植え付けられてきた考えに淘汰されてしまっている節は確かにある。
やはり周りと一緒にゆらゆら流れていたほうが楽だし、安全だと考えてしまうからなのだろう。

そして氏はこう続ける。

だけど,ある時,自分の本当にやりたいことだったり,可能性だったりにふと気が付く瞬間ってある。「ああ,僕が望んでいた/思っていたのは,まさにこれだったんだ」とかって思うわけじゃん。それに気付かせてくれるものが,僕は“コンテンツ”の重要な役割なんじゃないかと思うんですよね。そして,そういうギャップを気付かせられることによって,人間の行動って変わることがある。人生が変わることがあると思うんです。

その人の人生を変えるかもしれない、むしろ“人を変えてこその自分の人生”みたいなところが、クリエーターに共通して言える感覚かもしれない。そう考えると、俺はこれまで、どれだけの人に影響を与えられたろうか、悪影響ももちろん沢山あったと思うが、何かしらプラスな形で還元もできていたら、それほど自身を自覚できて、嬉しいことはない。

生放送でこれまで多くの企画ごとをやってきた。
人も増えて、それだけ一度に及ぼす影響力についても気にしないとまずいと思えるようにもなった。
とはいえこういった類は得てして一過性のものであることが多い。
だからこそ、後世に残る形でコンテンツを作り続けていきたい。

作ることは、楽しいからね。

参考本:4Gamer

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習慣の記録
自炊×(トルコライス弁当2割引)
筋トレ○(スレ見ながら腹筋すると笑えて効果も二倍!)
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ゼノギアス進行度
北の基地潜入
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全滅回数
47回