どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

承認欲求

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画像:ラフ画

天気:晴れ

SNSの携帯ゲームが世の中に蔓延している昨今だが
ずっとコンシューマ勢な俺にとってはさほど気にすることでもなく
スマホを持っていても一度も手を出したことがないために
特別興味もなかったのだが、それ関連の仕事をさせてもらっているのに
まるで知らないのは問題だと、色々と考えてみた。

家庭用勢からすれば、携帯ゲーは邪道。
TGSにでてくるな、とかそんな批判的な意見しかでてこないのが常で
そのくせ携帯ゲーム以外のSNSにはどっぷり使っている人も少なくない。

携帯ゲームはやらないがmixiはやる、とかそんな感じか。
ここには顧客が集まる共通点があり、それがタイトルにも書いた
「承認欲求」というものらしい。

この承認欲求、分かりやすく言えば「俺スゲー、どやどや?」
といった具合に置き換えられる気がする。
ようするに他人と関わり合い、(自称)凄い自分を見てもらい
自分を認めてもらってる錯覚に陥り、その感覚に酔いしれないのだろう。

下世話な話、携帯ゲームであれば、協力プレイで廃人は進化を発揮し
pixivでは神絵師と崇められたいとかそんなところだ。
それをあまり表立って言うことはなく、みんなそれなりに
見えない自慰行為に勤しむ毎日なわけだ。

これで多くのユーザが勝手に集まり、その欲求を満たしている人と
その人が欲求を感じるのに必要な桜ユーザー(無償)からの収益を
元締めが根こそぎ回収しているのだから儲かるはずである。

トップクラスの携帯ゲームだと、数日でうん千万の売上があるらしい。
開発費にたとえ5000万かけたとしても余裕すぎる回収率である。
一方コンシューマはといえば、開発費が下がりつつあるPS3とはいえ
未だに2億とか余裕でかかっているのが現状。
たまにモンスターソフトで何十億っていうのもあるけど
ユーザーの無意識のグラフィック欲求が高すぎて
もはやどこへ向かっているのか謎極まりない。

持論ではあるが、この無意識のグラフィック欲求ってのが厄介で
口ではリアルなグラフィックとかイケメンとかもう別にいいから
中身の濃いゲーム出せというわりに、FF15FF10くらいのグラで出たら
文句をいう人たちがどうしても拭えない。

その点、携帯ゲームは承認欲求を満たすこととグラがリアルなことの
関係性が薄いため、グラフィックへの要求が少ない。
一応客引きのためか、インフィニティブレイドなんかは携帯ゲーの中では
かなりのハイエンドグラフィックだが、あれでも制作費が8000万ほどらしい。

携帯ゲーはコンシューマとは根元から違うジャンルとして確立しているようだ。
飽きが来るとしたら、いつぐらいなんだろうか。
ああいう単純で短時間楽しめる手のものは、いつ終りが来るのか読みづらい。
転機があるとしたらプラットフォームが変わる頃だろうか。

■参考元
http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20120116/1326754735

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やばい、まるで筋トレできてない