天気:3月の有希
23歳になりました。
年齢で一番好きな年齢なんだけど、好きだからといって
何か特別なことがあるわけでもなく、むしろ例年に比べて
ケーキもなく、なかなかに冷めた誕生日となった気がする。
これはこれで非日常と捉えればレアかもしれない。
23歳は俺の大好きなゲームの主人公の年齢なんだけど
これに伴って俺も世界を救いに旅立とうかとか
ネタで言ってたのだけれど、今リアルに日本がやばいので
救えることで俺にできることといえば、募金くらいしかないなと。
魔王を倒す!とかではないけど、手助けになることには
違いないかなとか思いながら、また中国地方が節電しても
実質意味がないみたいな話が浮上してきたりで、なんとも
やるせない気持ちです。
---
そういえば今日は今朝から雪が降っていた。
3月だってのにご苦労なことである。
その雪を見て、俺が生まれた昭和63年のこの日も
確か雪が、それも大雪が降ったと親に聞いたことを思い出した。
その日から23年。ビルの7Fで感じた頬に当たる冷たい風が
どことなく懐かしい感じを覚えたのは、きっと単なる気のせい
なのだろうけど、ここまで生きてこれたことに喜びを覚えたのは
気のせいではなかっただろう。
23歳のこの年、富士山のぼれるかな…。