どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

ウォーキング・デッド シーズン11パート3

ウォーキングデッドのシーズン11パート3がネトフリに来ていたので、1ヶ月だけ更新して見ることにしました。

これにてウォーキングデッドは完結なんですが、正直なところ、感動のラスト・・・とかでは一切ありませんでした。プリズンブレイクのときはちゃんと感動したんだけどなあ・・・。

というのも、そもそも何も終わってないんですよ。終わってないし解決もしてないし明かされてもいない。風呂敷は広げたまま終わりです。

これが2時間映画とか1本のゲームとかならそれでもいいですよ?

でもこれは2010年から続く長寿ドラマなわけです。

そこに対して、ドラマを見始めた者としては「ゾンビ化の原因」とか「首謀者がいるのか」とか「世界情勢はどうなっているのか」とか「解決策はあるのか」といったあまりに普通な疑問が浮かぶわけです。しかし、ウォーキングデッドではそのあたりを一切語らなかった。語らずして終わりです。何なら一番語ってたのはシーズン1の最終話です。

とはいえ、下手にネタバラシして、有り体な内容に落ち着くくらいなら、そのあたりは何も触れずに、朧気な情報だけ残して終わる方が、むしろ賢いのかもしれません。そもそも作品のテーマはそこじゃねえよっていう。

そんな中で良かったところは、以前「囁く者」が初登場したときにものすごい衝撃を受けた話をしたと思うんですが、結局あれは人が化けてるだけって話しでした。しかし、この最後の最後にきて、マジもんが現れたのは衝撃でした。そういう驚かせ方もあるの!?っていうね。というかこれからじゃんウォーキングデッドっていう感じなのにここで終わりっていうもどかしさがあります。

プリズンブレイクとの違いを考えてみると、やっぱり主人公の存在が大きかったのかなあって思います。長寿MMOと同じで、視聴者はずっと一緒だった主人公に感情移入するのであって、ダリルたちを主軸に描いても、たしかに古株だし人気キャラだけどなんか違うってなる。

リックは途中離脱してましたが別に死んだわけではないことが早々にわかってるので、いつ再登場するんだろうって思ってたらそのまま終わったんです。最後ダリルが探しに旅立ってましたが、視聴者は生きてること知ってるし、まあいずれ会えるやろうなって思っちゃう。これが生死がわからない状態なら、会えるといいねって希望に変わるんですけど・・・なんだか不思議な幕引きでした。

感覚的にはシーズン12,13あたりで諸々解決して終わりじゃない?って思うんですけど、調べてみたらリックとミショーンの物語が別枠であるらしいです。

やっぱり終わってねえじゃねえか!!

本編でやってくれよ!

そんなわけで私のウォーキングデッドの度はおしまいです。