自分でも引くレベルの憎悪に満ちた声が出てるのに驚きました
13時過ぎ。
お腹もペコペコの状態で、ランチを食べにでかけたんですよ。
いつも大人気のお店で、この日も店内が満席だったので外で待つことにしました。
しばらく待って、私の後ろにも列ができ始めた頃、ようやく呼ばれたので中にはいったんですね。
「カウンターの奥の席へどうぞ」
言われるままに奥へ座ります。それに続くようにして、私の後ろに並んでたおっさんもついてきたんですが、そこでおっさんはカウンターの内側、厨房に向かって一言。
「ランチで」
あ~このおっさんそういうことしちゃうタイプか~・・・って思いながらも、ここであとから私も続くと負けた気がするので、私はちゃんと店員が水を持ってきてくれるタイミングで頼もうと待ってたんですよ。
そしたら水が出てくるよりも先に、おっさんのランチが出てきたんですね。
それからしばらくしてようやく私とおっさんのもとへ水がでてきて、そこで初めて私は注文することになります。
「ランチで」
自分でも引くレベルの憎悪に満ちた声が出てるのに驚きましたよね。ごめんね店員さん。別に店員が悪いわけではないのよ。
ただ私のランチが出てくるのは、おっさんが半分食べたあたりでした。
いやあ・・・このなんともやるせない気持ち、誰しもが一度は体験したことがあると思います。こっちはお昼を食べに来て、行儀よく注文を待ってただけなのに、だいぶピキピキきてたんですが・・・ふと窓の外を見ると、三毛の子猫がいまして。
ただ眺めてるだけで、濁りきった心が洗われていくようでした。
ネコってすごいですね。