どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

悪い部分も含めて作品

画像:17枚目

天気:晴れ

ゲームバランスについて

ゲームバランスのお話がTwitterで拡散されてたので

元記事を読んだ上であれこれ思ったことをば。

某の記事の一文に、結局の所、プレイヤーがどんな体験をするか

プレイヤー自身に選ばせれば間違いは無いのだ。

といったことが書かれている。

これは本当にそうか。

絶対的な正解なんてないので云々という意見は置いといて

個人的な意見を綴るならこうだ。

プレイヤーに委ねられるよう沢山の選択肢を用意しました。

あとは自由に遊んでねって、これ自分の創作した世界はどこいったんだと。

十の良いところがあり、十の悪いところもあるゲームがあったとする。

これは、これに感化された次に生まれてくるゲームの大きな糧となるだろう。

どう変わるかって、十の悪いところを、次の作り手がいいと思うような内容となって世に出回るのだ。

そしてそこでまだ共感がうまれる。

絶対的ではないが、確かな共感。

そしてそのゲームを本当に好きだというファンが生まれる。

結局のところ、最初のゲームでいう十の悪いところすら、悪いと思わない人もいるわけで。

むしろ悪いと思っておきながら、それもまた味だよね、とかそこも含めてそのゲーム、と思ってもらえれば成功のような気もする。

作り手がユーザーに押されては駄目だ。

作り手は常にユーザーのちょっと先を進んでいないといけない。

昔まではこのサイクルが成り立っていたが

いつしかユーザーの贅沢度が作り手の創造物を超えてしまった。

故になかなか満足されるものが生まれない。

なんか論点がずれてる気もするが、ゲームバランスを気にするあまり

膨大なユーザーの意見に対応しなくちゃっていう考えも、行き過ぎると

ゲーム性、特色を失いかねないということが言いたい。

極論になってしまうが、わりと作り手も自由に作りたいものね。

商業どうのこうのっていうと、そのあたりがどうしてもネックになってしまうのだけれど。

体験版完成まで、あと210日。

ともかく、バランスあれこれ言う前に遊べる形にしろよと。