劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』を見てきました。
今作は・・・映画というより、長めのOVAっていう感じでした。
あとやたらとブラックアウト多くなかった・・・?監督の趣向なの・・・?
おかげで、やたらと集中が途切れやすかった印象がありました。
近年のコナン映画同様、ちゃんと面白くなかったんですが、今回のよくないところは笑えるシーンもあまりないというか、全体的にパンチが弱かったですね。
たとえば前作の隻眼のフラッシュバックでいうところの「瓦礫をスケボー代わりにして加速するコナン」とか、100万ドルの「セスナの羽根の上に乗ってスマブラみたいな状況で平次が刀で戦う」いった、聞いただけではまったく意味不明だけど見てみたらまじでそのとおりっていう笑えるパンチがありませんでした。
あったことといえば、クライマックスのシーンはあまりにやりたいことから逆算させすぎだろうっていう。
「爆発の渦中にミニパトが突っ込んで、上から降ってきた千早をお姫様抱っこさせたい」から、そのために必要な要素を逆算して――
- 上から降ってくる=車の屋根が開かないといけない
- パトカーはセダンだから無理
- ミニパトの屋根を飛ばそう
- ミニパトならいつもの二人
- 神奈川なのに東京から無理やりな理由で参戦
っていう流れまでは想像できました。
私が一番面白かった・・・というか意味がわからなかったのは「歩美ちゃんがコナンを何の脈絡もなくビンタした」シーン。
あの直前が会議室シーンだったもんだから、目を閉じて休ませてたらいきなりパーン!って音がして何事かと思って目を開けたらコナンがぶっ叩かれてて「なにすんだよ!」っていうコナンに対して「蚊がいた」という歩美ちゃん。
え?まじで何事・・・?
何か見落としたのか?って思うくらいには、その後の展開にもなんの影響もなくて、まじで意味がわかりませんでした。
あれなんだったの・・・?
ちなみに嫁が一番面白かったのは、世良さんの「この工具を使って!」のシーンだったそうです。たしかにあれも面白かった。意味がわからないけどテンポよすぎて、これをコナン映画って感じ。
最後まで見て思ったのは「コナンもバイオと同じなんだなあ」っていう。
バイオ9で無茶苦茶やっても「まあバイオだから」で済まされてしまうのと同じように、これまでの30年の歴史が「まあコナンだから」で済ませてしまうわけです。
やべえな30年の重み。
ちなみに、次回作の予告の予想は、半分合ってました。
私の予想は、次は30周年だしナレーションは「高山みなみ」ではなく「山口勝平」が制作決定!って喋ると思ってたんですが、たしかに勝平ではあったんですが、シンプルにロンドンの告白のシーンの再演からの「蘭・・・?」っていう疑問形での締めくくり。
次はベイカー街の亡霊のオマージュ回ということもあって、舞台はロンドンで、かつ二人の物語ってことなんでしょうね。
10周年は探偵たちの鎮魂歌でちょっとがっかりでしたが、20は純黒でちゃんと面白かったし、30周年は期待したいところです。