どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

DQ1&2 HD-2D 冒険記5日目

幽霊船が一向に見つからないと思って、海底をうろついてるときのこと。

なんかいる!

遠くに猛スピードで逃げていく黒い靄を発見。

幽霊船なら海上を浮遊してろよ!w

今回の改悪ポイント

今回、ドラクエ2の代表的なMEである「ルビスの守り」が使われてなかったように思います。ルビス降臨のときも「ようせいふえ」~「まどろみのなかで」が使われていて、ルビスの守りは未使用でした。これはかなり残念。ちなみに1のときに雨のほこらで一度だけ使われていましたが、ここで使わずにどうするねんっていう。

www.youtube.com

この0:20からのMEの神秘的な感じがまったくなかったなあ……。

2Dを3Dで忠実に再現されたルビスのほこら

一方で、ルビスの祠の解釈はよかったです。

上の動画でもありますが、原作だと海底深くにどんどん階段を降りていって一番下でルビスとご対面でしたが、今回は逆でしたね。海底にも潜れるようになったので、下から上でした。ただ、これも懐古厨なのかなって思うんですけど、こんなにも綺麗なグラフィックで螺旋階段と滝の描写を描かれてますが、私にとってはSFCで見たあのルビスの祠のほうが、この何倍も美しく見えたんですよねえ……。

かっけえ…

ロトのつるぎといい、剣さしがち。

あといなずまの剣が背景に溶け込みすぎて気付きにくない……?w

サブタイトルを回収するベリアル

ドラクエのサブタイトルって毎回よくできてるなあって思うんですけど、2だけは昔からなんか微妙だなって思ってたんです。今回のリメイクで何かしら納得性のあるテコ入れしてくるかなって思ってたけど特にありませんでしたね。残念。

そして今回の2のリメイクで気になっていたのが、ボス戦のBGM。すぎやんが亡くなっているので、ボス戦の曲を新たに用意することができない中、果たしてどうするのか、通常BGMのままハーゴン戦をやるとは考えにくいし気になってました。

そこで開発側が出した答えが「カタストロフ」を使うという手段。これには感服。いやあ素晴らしい。たしかにカタストロフといえばドラクエ2だし、ボスの戦闘BGMにピッタリですもんね。これまで考えたこともありませんでした。すばらしい改良ポイントです。

ぎゃく・・・ふう・・・?

その効果って「おいかぜ」では……?

もしかしてリメイク6でも、おいかぜクビになってるの……?

この感じたまらんね!

ロンダルキアの洞窟はまったく構造が同じで、もはや庭みたいになってました。無限ループ構造も同じ。そしていよいよ一面の銀世界とご対面……!!

今回のがっかりポイント

うーーーーーん、この。なんかコレジャナイ感。

ロンダルキアの洞窟を抜けた先の一面の銀世界って、もっと明るくて白いイメージあったんですよね……。

これのHD-2D版が見たかった……

ただ、冷静に考えると吹雪に見舞われてるなら薄暗いのが正しいんだろうし、敵の本拠地ならこの雰囲気のほうが本来正しいんでしょうけど……でもなあ、私が思ってたロンダルキアはこうじゃねえんだよなあ……ってがっかりしました。

誰とも遭遇することなくたどり着いてしまった祠

そして「しのびあし」のせいで、難なくたどり着いてしまったロンダルキアのほこら。というかロンダルキアより前の――ギガデインを覚えてしまってからは、戦闘も全部おなじになってしまって、虚無感しかなくなってたので、もう令和の時代にブリザードに襲われることもなければ、ギガンテスとアークデーモンとデビルロードにもみくちゃにされることはなかったのであった。悲しいね。

これはいい解釈

暗い壁の中の牢屋の扉を探すゲームではなくなったのでどうなってるかなあって思ってましたが、これは良い演出ですね。ハーゴンまぼろし感あってとてもいい。

これも良い演出

デザイン的に十字架が使えないし、例のトライデントみたいなシンボルだと中央で使うの分かりにくいし、もうそういうギミックをする時代でもないので、わかりやすくカッコよくなってていいですね。事前に、ハーゴン信者ですよってことを伝えないと入れないっていう説明があったのもよき。

アトラス専用のフロアのはずが……

今回の騙されたポイント。4Fからはボスラッシュで、雑魚敵はでない……と思ってたら普通に雑魚ともエンカウントして驚きました。これは改悪では……?

FFかな?

ハーゴンの後ろに祀ってあるモチーフがロトの紋章のように見えるのがすごく気になったんですけど何も語られませんでした。あれはいったい……。ハーゴンが祀るとしたら竜の女王だろうけど、ロトのシンボルはラーミアを象ったものだとばかり思ってたんですが、これは考察が捗りそうですね。

ちなみにハーゴンは渾身切り4発で死にました。

そして問題のシドーの登場演出。

残念ながらここは個人的に改悪ポイントでした。

かなり頑張ってはいたんですが、SFC版の演出がカッコよすぎて、それには遠く及ばずといった印象。せっかくなので、かっこよすぎるSFC版演出も貼っときます。

www.youtube.com

あと決戦前にキャラがべらべら喋りすぎてもう全然緊張感もなければ怖さもなくて色々酷かったです。

ハーゴンとシドーを初見で撃破

原作ではハーゴン撃破後にしばらく歩けてそこで回復できたんですが、今回のシドーは流れるように連戦になります。ところが、おそらく1ターン目は必ず様子見をするようで、そこで回復してねっていう運営の優しさとセンスを感じました。ここはすばらしい。破壊神も最初は小さな人間たちを見て様子を見てるは解釈一致です。

50%切ったところでベホマ使ってきて思わず笑ったんですが、そのあとの行動パターンが変わったので、ああFC版リスペクト+それも込みのパラメータ設定なんだなって思って、たぶん1度しか使わないと信じてそのまま戦い無事勝利しました。

途中、ほこらの書物にあったロンダルキアが編み出したというザオリーマをプリンが使って形勢逆転して勝利できたのが、個人的なナラティブポイントでとても良かったです。

ただし、シドー撃破後もまたしても「ルビスの守り」が流れなかったのが謎。なんでなの……。

ここも原作通り

崩れるのもSFC版を完全に再現。

というか今気づいたけど、この撃破後を明るくしたいから、ロンダルキア初到着時には暗くしてたのか……そっか……なんか……仕方ないんだろうけど、私が洞窟を抜けた先に見たかったのはこっちだったなあ……。

新解釈

今回はロンダルキア王国の設定が深堀りされたので、この解釈はいいですね。

まさかのそういう方向性

ここは原作通り

ここも原作通りのはず

そしてエンディングを迎えてCパート。

ここでまさかの聞き覚えのある声が……この逆再生ボイスは……!!

うおおお!!!ニズさん!!!?

というわけでドラクエ2の1周目終わりです。
果たして真エンディングはどうなるのか。

この感じだと、ハーゴンを説得か何かしらの方法で止めて、中に入り込んでた闇の根源(おそらくニズゼルファ)が出てきてそれをDQ2のPTで倒すルートなんじゃ……?って思ってめちゃくちゃ胸熱です。

※このあとの記事は規約的に11/30に公開されます。