ネトフリ配信の映画「セキュリティ・チェック」を見ました。
全然期待してなかったんですけど面白かったです。
ただ面白いと思ってみると面白くないやつかもしれません。
あらすじは、クリスマスの日のくそ忙しい空港の「保安検査場」の話です。
主人公は大切な人を人質にとられ「今から運ばれてくるトランクをそのまま通せ」と言われるんですが、そのシーンが最高に怖くて。
その最高に怖いシーンが、全部上のネトフリ公式のYoutubeで公開されてるのでそれだけ見たら十分だと思うくらいにはこのシーンに集約されてます。
……とはいえ、前フリが色々とあるからこそこのシーンが際立ってます。
主人公はこの荷物がなんなのかまったくわからない一方で、裏で動いてるFBAはこの中身についての調査をしていて、視聴者にはそれがどれだけやばいものなのかがわかるんです。そして、それを危険なものだとわかりつつも通してしまう。罪悪感と恐怖が入り混じったシーンでした。
空港のセキュリティチェックっていう題材で映画にするのも凄いし、これだけ尺をもたせてるのもすごかった。こういうシンプルなのが今の時代には合ってるんだろうなあ。