劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像」を初日に見てきました。
以下感想。
今回もパッとしなかったコナン映画。もう昔のように盛り上がることはないんだろうなあと思います。それでも毎年見るんですけどね。もはや恒例行事みたいなもので。でも終わったあとの劇場の空気感とかみてたら喜んでる風だったので、世間的には成功だったのかもしれません。
事前の広報の盛り上げ方がすごすぎて、何かしら重要な秘密の1つでも明らかになるのかと思っていたら、あまりに何もなさすぎてびっくりした映画でした。
一番衝撃だったのは、青山剛昌が事前にインタビューで答えていた「敢ちゃんが隻眼になった理由が一番の見どころ」みたいなことを言っていたので、どれだけすごい仕掛けがあるんだ!って期待してみたら、あまりに何もなさすぎて「ん?・・・なんか見逃した?」ってなったほど。ん~そんな理由か~とかですらないんですよ。ほんとに何もない。なさすぎて、本当に私が見逃してただけかもしれません。
良かった点は、蘭姉ちゃんと光彦のシーン。あそこはとてもよかったです。最近のコナン映画は、魚影のときの阿笠博士が哀ちゃんを心配する場面よろしく、ああいう描写をちょいちょい入れてくる傾向にある気がしますが、劇場版らしさが増していいと思います。
最後、スケボーの代わりに岩盤の上に乗って謎の加速を続けていたコナン君と、謎のビームが出る機械を、十中八九必要ないであろう操作量でカタカタとキーボードを鳴らして動かしていた灰原、そしてそこから放たれたビームによって目潰しされる犯人のシーンは、笑いを堪えるのが大変でした。
次回作はどうやら神奈川県警の話らしいです。
Oh...これ46都道府県分やるとか、そんなまさかね……