どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

ミステリと言う勿れ

映画「ミステリと言う勿れ」がNetflixにきてたので見ました。

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やたらと天パのキャラクターが出てたので、書店に並んでたときから気になってたんですよね。

この作品は「何でこういうタイトルなんだ?」って。

事前知識ゼロで見たんですが、見始めてすぐに「あ~これは事前にドラマか何かがあったやつだな…?」って感じたんです。

でもまあ……いうてミステリモノなら、せいぜい金田一と剣持警部の関係を知らないとか、明智警視を知らないとか、高遠遙一の存在を知らないとか、その程度のことだろう」と思ってそのまま見続けたんです。

ミステリ部分のパートが終わって、私は疑問に思ってました。
あまりにあっさりすぎる……これはこのあと何かあるやつだな?って。

そしたら、最後の10分そこらのシーンをみて、ようやく合点がいきました。

あ~「ミステリと言う勿れ」ってそういうことかと。

確かにこのタイトルであれば、最初から名言してるわけだから、ミステリ部分が少々杜撰でもそこはおまけなんだなと。そして物語の中で度々主人公が挟んでてた作者そのものの意見のようなあれは、あれこそが本編だったんだなあと。そう思ってみると、現代臭く、これぞ「令和の作品」といった、ちゃんと流行りに乗っている作品なんだなあと腑に落ちました。

見終わったあとで、嫁に今日これ見たんだって話をしたら

「あれドラマやってたでしょ」

っていうから、ああやっぱそうなんだって思ったあとで続けて…

「というか私と一緒に見たでしょ?」

っていうんですよ。

いやいや、いくら記憶力がない私といえど、さすがにあのもじゃもじゃ頭は一度見てたら覚えてるはずだから、それは絶対私じゃない。

そのいっしょに見たというのは、一体誰なんだ……?