どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

真夜中に緊急搬送された話

時刻は23時45分。
嫁の運転で到着したのは「心臓血管病院」でした。

こんな時間でも、建物に明かりが灯っているのは少し違和感のある光景です。

さて、何が起きたのかというと、いつもどおり夕飯を食べて、そのあとSANAさんと通話してたんですが、そのときからずっと、胸と背中あたりが痛かったんです。

胸がきゅ~ってなる感覚ってあるじゃないですか。あれです。狭心症?という言葉がしっくりくるような症状。これまでにも何度か身におきたことがあるので、すぐに治るだろうって思ってたんですが、30分以上が経過してるのに全然収まらないんですよ。

いつもの感覚よりも鈍いものの、その鈍い痛みがずっと続いてるので、念の為嫁に報告。

すると、救急車を呼んでいいのかどうかわからないとき用にかける番号があるから、それにかけてみようって言って「救急安心センター事業(♯7119)」を利用することに。

私はそれすらも億劫になるくらいで、ほっとけば治るだろうって思ってたんですけど、何事も経験ってことで嫁が電話をかけてくれました。

途中、私が電話を変わって、これからどうすべきかの判定を下すために「はい・いいえ」で答える問答が始まりました。

タバコすいますか?といった質問から、黄色いたんはでましたか?とか、合計で20くらいの質問をされたんですが、そのほとんどが「いいえ」だったんですよ。

これだけ「いいえ」だったら様子見しましょう…ってなるかと思いきや「え~只今の質問の結果、病院へ行ったほうがいいという判定になりましたので~」って言われて、嘘じゃん!ってなりましたよね。これどう答えたところで、胸が痛いって言ってる時点で絶対病院送りになるやつだったっでしょ…。

というわけで、時間外営業で空いている近くの病院を2つ紹介されたので、それを嫁にメモしてもらい、今から行っても大丈夫かの確認を取ってから向かってくださいと言われます。そのまま嫁が電話してくれて、担当医に変わりますねって言われて、こちらも私が電話を変わったんですが、その医者の態度がすごくて。

そもそも、どのような症状ですか?とかすら聞いてこないんですよ。とりあえず症状を伝えると、ボソっと「冷や汗はかきますか」と聞かれたので「いやないですね…」というと「まあ、来たら見ますけど…」ってちっさい声で言われて「えぇ……」ってなりましたよね。でもここまでやっといていかないのもあれなので「じゃあ今から向かいます…」といって、嫁に連れて行ってもらったのでした。印象は最悪ですよね。なんなら行きたくないくらいには。

車にナビを入れて病院へ向かいます。

病院は時間外なので自動ドアが開くこともなく、インターホンで知らせて、手動で開けてもらいます。嫁は1Fの待合室で待機し、私は2Fへ。

とある部屋に入るやいなや、2人のお姉さんがいて(ワンチャンさっきの態度最悪だったおっさんじゃないのか?!)って期待したんですが、硬いベッドに寝かせられてすごい手際の良さで心電図と血圧、酸素濃度みたいなのを測定されます。

「じゃあ、先生呼んできますね」

(あぁ…この人たちは看護師さんで主治医はやっぱさっきのやつだわ…)ってなりましたよね。

あとコロナの検査は絶対やらなきゃいけないみたいで、ひだり鼻に棒を突っ込まれてグリグリされました。これが正直一番痛かった。こんな痛いの!?ってくらいグリグリされて、左目だけ涙が出てきましたよね。

その後、先生が到着し、電話越しで聞いた気だるそうな声が聞こえます。私は寝たきりの状態で心臓付近をぐりぐりあてられて検査してもらい、特に異常は見当たらないということに。

「ん~特に異常はないですねぇ…」

心電図も血圧も異常なし。あとできることといえば血液検査で他の内蔵のことがわかるくらいだけど…どうします?って聞かれて、嫁がここまで来たなら徹底的に見てもらおうって言ってたことを思い出して血液検査してもらうことに。

検査に30分くらいかかるって言われたので、採血したあと、看護師さんが看護師が離れますのでナースコールだけ置いておきますねって言われて、そのまま硬いベッドで30分以上横になってました。

約40分後。

看護師「検査がでました…異常はなさそうですけど…先生呼んできますね」

先生「すっごい健康。ほら」

といって紙を見せてきたんですけど「いや、見てもわかりませんけど…」って言ったら「あぁ…わからないか…」ってちょっとくだけた感じになってました。話してる感じ、たぶん悪い人ではないんだなって印象に変わりましたね。腕が確かならそれでよい。

結果的に何も異常はなかったので「今すぐどうこうなるってことはないと思う」と言われたのでこの日は帰ることに。

帰りに受付の人に「お支払いについて何か聞きましたか?」って言われて、何も聞いてませんって言ったら、時間外なので後日支払いに来なくちゃいけないみたいで。なんならお盆なのでお盆明けのほうがいいみたいになりました。

嫁「ちなみに金額ってわかりますか?」
受付「私はわかりません!」

そういって病院をあとにしました。

時刻は深夜0:43。

嫁が待っている間に口コミを見てたらしいんですが、態度が最悪な先生とめっちゃいい先生がいるみたいなのがあったので、私は前者のほうだったみたいです。

そして夜間の時間外にかかると、色々と調べられまくったうえで後日の金額がすごいことになったというレビューがあったみたいです。見てみたら20000円は覚悟しておいたほうがいいって書いてあったらしいんですが、嫁が「まあそんなものか」って言ってました。かっけえ…。

私は検査されてる感じ、6000円くらいか?いうて10000円はいかないくらいかなあって思ってたんですが、果たして正解は。お盆明けに支払いに行くので、わかったらご報告します。

そんなわけで、夜に嫁に緊急搬送された話でした。
原因は特にわからずじまいでしたけどね。