どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

ウォーキング・デッド シーズン11パート2

ウォーキング・デッドのファイナルシーズン11、パート2(9~16話)がNetflixで配信されるようになってたので、全部見てきました。

以下ネタバレありの所感です。

これ、本当に次のパート3で本当に最終回になるの・・・?ってくらいの展開なんですが、ちゃんと終わるんですかね。

この手の物語の終わり方って、一体何が終わりなんだろうってよく考えるんです。

一番わかりやすく考えれば「元通り」になることが終わりというか、一般的なハッピーエンドだと思うんですけど、バイオしかり、ラスアスしかり、一度こうなってしまった世界って元通りにはならないんですよね。

ウォーキング・デッドって、シーズン1の終わりに、諸悪の根源となるウィルスの存在を示唆したようなシーンがあった気がするんですが、その施設も博士も爆発してしまって、それ以来一度も確信に触れらないままファイナルシーズンになったわけですが、おかげでバイオやラスアスと比べると、世界がこうなった原因すらわからないままなんです。

ただ、パート2を見た限りだと終わりに関する「コンセプト」のようなものが垣間見えた気がします。

それは、コモンウェルスという、これまでで「最も元通りに近い世界」を見せることで、擬似的な元通りを見せたこと。数こそ5万人しか暮らしてませんが、この終末世界において5万人は相当なコミュニティです。そして、そこで見られるのは、平和な生活の裏側で、階級制であったり、裏の顔がどうしてもつきまとっているわけです。

つまり、製作者側のコンセプトとしては、元通りこそがハッピーエンドだと思ってたでしょ?でも本当にそうかな?っていうのを、疑似的な終末前の世界を見せることで、視聴者に問いかけているような気がしたんですね。

さて、パート3はNetflixでいつ配信になるかわかりませんけど、どう風呂敷をたたむのか気になるところです。

わかりやすいのは、コモンウェルスと戦うことになり、最後にずっと前線から遠ざかっていた謎の施設で助けられたリックが登場からの逆転して、もう元の世界には戻らないけど自分たちのやり方で生きて行くしかないってなるか、そのリックを助けてくれた施設で何らかの原因を突き止められて別の道へ進むのか、そんなところですかね。