映画エベレストを見てきました。
マダミス狂気山脈に向けての素振りみたいなもんです。
いやあ、山ってめっちゃ怖いですね。
ある種ホラーですよ。
でも普通のホラーと違うのは、山でいくらピンチに会おうが、いやあ・・・でも登りたくて登ったのは自分ですよね~・・・・ってなっちゃうところ。ここが、登山家自身が、登山家は狂ってるって豪語する理由なんだろうなって思います。
エベレストに、例えば空を飛んで頂上まで行ったとしてもそれに価値はないじゃないですか。
それってなぜだろうなって考えたときに、絵描きがいきなり未知の力で急に絵がうまくなったとしても、自分自身を認められず、周りからも認められないのと同じだなって。
「なぜ山へ登るのか?」という質問の答えは、自分自身を認めたいからなんだろうなって。これは登山に限った話ではなくて、物事すべてにいえそうです。
結果が大事なのではなく、過程を伴ったうえでの結果が大事なんでしょうねえ。
ほんと、厄介な世の中ですよ。