どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

刺さる人に刺されば

先日、映画「ゴーン・ガール」を見て、今日は「イエスタデイ」を見ました。

ゴーン・ガールは、ポンポさんの映画で言ってた、ニュー・シネマ・パラダイスは話は良いけど長いからヤダっていう台詞を思い出しましたね。長い。面白いのかもしれないけど長い。話の流れはドラマ「僕のヤバイ妻」みたいな感じでした。

エスタデイは、売れないミュージシャンが交通事故でビートルズのいない世界に転生する話です。個人的には、78歳のジョン・レノンの台詞がこの映画で伝えたかったことなのかなって印象です。ポンポさん同様、なにか作品を作ってる人には刺さる内容だと思います。

このイエスタデイのレビュー見てると、星5か星1みたいな極端な別れ方をしてて、星1の人たちのレビューを見てると、どうしても「消費者としての意見」に見えてしまって。

なにか自分で作ったことがある人ならば、少なからず共感できるだろうとか、作品の意図を汲みとれるだろうとか、そんな有り体なことを考えてしまうんですけど「この考え自体もなんだか気持ち悪いな」と感じるのもまた事実で。実際問題、人がどう思おうと関係ないんですよね。

誰が何を言おうと、刺さる人に刺さればそれでいい

私も忍屋をリリースしてみて思ったのが、極端に褒められた一方で、極端にボロクソに叩かれた場合、当然悲しくはなるんですが、最近はちょっと考え方が変わりまして。私が影響を受けた天誅のことを考えてみると、尖った作品なので万人受けってしないんです。でも刺さる人にはとことん刺さる。それなら、これ以上の正解なんてないのでは?っていう話です。それって、すごく真っ当な評価ですよね。

なので、誰が何を言おうと、刺さる人に刺さればそれでいい。これが全てじゃないかなって思うようになりました。

最近でいえば、NKODICEが炎上したみたいなんですけど、これもイエスタデイのレビューと似たような流れなんじゃないかって。

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文句をいう人たちがいても、それを気にする必要はない。私も一人の作り手として「気にするな」っていうのが土台無理なのは重々承知なんですけど、そのうえで思うんです。文句を言える人がいるとすれば、法的な権利を持ってる人たちであって、君等じゃないよ?って。

なので、NKODICEの作者さんも、心を強く持って、創作活動をやめないでほしいなって思ってました。

こういう話がでるたびに思うんだけど、みんなガッチャマンクラウズみような!