どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

クリント・イーストウッド

最初、映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」見ようとしたんですが、サムネ見た時点でなんか既視感あるなあと再生したら、すでに見たことあるやつでした。それもわりと最近。

そんなわけで、気を取り直して「グラントリノ」見ました。その後で、イーストウッドつながりで「運び屋」も見ました。うちの母親がイーストウッド大好きなので、運び屋公開時に映画館へ連れて行こうかと思ったきり結局行けなかったんですが、今プライムにきてたんですね。

いやあ、どちらもイーストウッドかっけえなあ・・・っていうね。同時に、高齢ゆえの不安定さみたいなものがつきまとってるのも新鮮でした。

グラントリノのほうはストレートにカッコいい。キャラがたちすぎてて、素で笑っちゃうシーンも何箇所かありました。隣人のお礼を片っ端から捨ててたのに、しばらく経ってからチキンはうまいからって家にあげちゃうのもよかった。キャラはみんなよかったんですけど、若い神父様の役柄も新鮮でよかったですね。メッセージ性も話の作りもわかりやすくて、いい作品でした。

運び屋のほうは、一言で言えば「とても私好みの作品」でした。そして伝えようとしているテーマが多い。行き詰まってる今の私に、ある種のヒントを与えてくれるような作品でした。答えはでてませんけど。

もし自分に大切な人がいて、承認欲求にまみれた人がいれば、ぜひ見てもらいたい作品です。この映画が刺さる人は、現代人に特に多いんじゃないでしょうか。いやあ、クリント・イーストウッド、いいですね・・・。